タレントの中居正広(52)の女性トラブルを巡って、フジテレビの幹部の関与が取りざたされている中、昨年末にXに突如現れた「バットマンビギンズ」と名乗るアカウントが世間の関心を集めた。今月13日頃にはアカウントが消え、14日に「バットマンビギンズ ダークナイト」として復活。しかし、再び姿を消した。
騒動は拡大し、16日発売の週刊文春では〈中居正広9000万円トラブル〉第3弾として、新たな女性アナウンサーが、中居騒動に関与が疑われる編成幹部のA氏から、中居たちとの飲み会に呼ばれたとその内情を告白。文春はフジテレビの“上納文化”として報じていたが、先のアカウント「バットマンビギンズ」と名乗る人物からも、それを裏付けるような生々しい告発が投稿されていた。
「この人物は、A氏とされる男性、のんびりなかい、松本人志の3アカウントのみをフォロー。フジを『ゴッサムシティ』と呼び、浄化すべきと主張していました。愉快犯の作り話にしては精巧で、A氏をあだ名で呼び、家庭の事情や女性関係、また《報道志望で入社した1年目はもっと純粋だったよ?》と、近しい人間であることが伺える内容を投稿。その他、過去のフジテレビの有名局員の女性問題なども指摘し、被害女性たちの味方として、一気にフォロワーが1万人を超える人気アカウントになりました」(芸能ライター)
A氏と見られる人物の飲み会らしき写真も掲載された。SNSでは《バットマンビギンズというフジ関係者と見られるポストに匂わせ(昨日削除された)があって、それを信じてしまう人がいるみたいです。プロデューサーとのんびりなかいだけをフォローしていました》と否定的な声もあったが、多くが《バットマンビギンズさんは垢BANされたのかな、、、》《バットマンビギンズさんのアカウントなくなったの。怖すぎ……》などと、この人物を心配する投稿が散見された。
現在、アカウントは消滅しているが、一部投稿のスクショが出回っている。もちろん内容は真偽不明であるが、フジテレビの不誠実な対応に「バットマンビギンズ」の告発に注目が集まってしまったようだ。
フジテレビは当初、局や編成幹部A氏らの関与を全否定も、株主の米投資ファンドから非難されると一転、「昨年より外部の弁護士を入れて事実確認の調査を開始しており、今後の調査結果を踏まえ、適切な対応をしてまいります」とコメント。17日には港浩一社長による会見が行われる。
「一連の報道には中居氏のトラブルだけでなく、フジテレビ幹部も関与したとする“アテンド疑惑”がありました。しかし、港社長は『一連の記事には事実でないことが含まれており、中居正広氏も声明を出して“当事者以外の者の関与といった事実はございません”とコメントしています』と述べただけ。中居氏のコメントを引用する形で疑惑を否定したものの、踏み込んだ説明はありませんでした」(フジ関係者)
港社長のメールには「フジ テレビは社員を守る温かい会社でありたい。社長として全力で皆さんを守ります」とも書かれているが、そのために何をするのか、具体的には触れられていない。
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フジテレビの疑惑への対応が、今、かつてないまでに注目されている。関連記事【もっと読む】中居謝罪も“アテンド疑惑”フジテレビに苦情殺到…「会見すべき」視聴者の声に同社の回答は?…では、同社に集まる厳しい視線について伝えている。 ◇ ◇ ◇
フジテレビの“上納文化”は本当だったのか?
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