玉木雄一郎氏、不倫会見の告知は50分前で間に合わない記者も…「妻に報告」主張に本誌記者追及で見せた「曖昧な回答」(2024年11月11日『SmartFLASH』)

玉木雄一郎氏、不倫会見の告知は50分前で間に合わない記者も…「妻に報告」主張に本誌記者追及で見せた「曖昧な回答」(2024年11月11日『SmartFLASH』)

厳しい表情で会見場を後にした玉木雄一郎氏(写真・長谷川 新)

 11月11日、国民民主党玉木雄一郎代表は午前9時30分から衆議院第1議員会館の会議室で記者会見し、本誌「SmartFLASH」が報じた「高松市観光大使」を務める元グラドル・小泉みゆきとの不倫について「おおむね事実」と認めた。

写真あり】玉木雄一郎氏と “同じ夜” を過ごした元グラドル美女(7月26日、高松市内のホテルに時間差でエレベーターに乗り、同じ「14階」の部屋に入室した玉木氏と小泉(写真・本誌写真部))

 本誌は10月27日の総選挙から3日後の30日に、2人きりで東京・=新宿のバーで密会していたことと、総選挙前の7月26日に地元・高松市内のホテルに、2人が一緒に宿泊したことなどを写真とともに報じている。

 この記事は、11日午前6時に配信したが、玉木氏が本誌の報道を認識したのは、かなり前の段階だ。11月7日には、玉木氏に事実関係を確認すべく、取材を申し込んでいた。

 まず、7日午前11時に玉木氏の事務所に質問状を送付。同日午後2時半ごろには、小泉を直撃取材し、「2人きりで会う関係」との言質を得ていた。

 しかし、玉木氏からの回答や連絡はなく、回答期限に定めた翌8日午後4時の直前に玉木氏の秘書から「(取材に答えるか)党決裁の途中です」と、回答を午後6時まで延ばしてほしい旨を伝えられ、本誌は承諾。

 その後、午後6時に秘書から連絡があったものの、当初の記事に掲載したような「(本人と)家族との話し合いが終わっていない」という旨とともに、回答が難しいことを伝えられた。

 さらに、別の関係者から同日午後11時ごろに連絡があり、あらためて回答意志があることを告げられた。そのため、最終的には、9日午前11時半まで回答を待つことを本誌から伝えたが、最終的に正式回答は寄せられなかった。

 そんな状況で、突如、開かれた玉木氏の会見だった。政治部記者がこう話す。

「午前9時30分からの会見を告知したのは、当日の午前8時40分でした。この日は総選挙後の特別国会が召集され、新人議員の初登院がおこなわれました。

 それだけでなく、午前8時から、国民民主党は党役員会を国会内で開き、その後、玉木氏は自民党石破茂総裁との党首会談に臨むなど、忙しい日程でした。

 そんななか、玉木氏は自身のXで直前に会見開催を告知。そのため、一部スポーツ紙など会見に間に合わない記者も多く見受けられました。

 ふだんから、番記者が詰めている大手紙やテレビ局ならまだしも、記者クラブに所属していない週刊誌やフリージャーナリストは、そもそも駆けつけること自体が難しかったと思います」

 会見の冒頭、玉木氏は「大変お騒がせをして申し訳ございません。今朝、報道された内容については、おおむね事実です。家族のみならず、期待を寄せていただいた全国の多くのみなさんに、心からお詫びを申し上げます。本当に申し訳ありませんでした」と述べ、頭を深く下げた。

 そして、こう続けた。

「家族、とくに妻にはすべてを話しました。こんな大事な時期に、こんな報道されて、何やってるんだと強く叱責を受けました。まったくそのとおりで、謝罪しても、謝罪しても許されるものではないと思っておりますが、謝罪を続けたいと思います。

 プライベートな話ですので、家族の意向、相手方もありますので、細かく話しにくいこともありますけれど、答えられることはすべてお答えしますので、どうぞよろしくお願いします」

 会見に参加した本誌記者は、まず会見冒頭に「女性と知り合ったきっかけ、いつから交際していたのか、なぜ、その女性に惹かれたのか」の3点について質問。

 玉木氏は「地元で観光大使をされていましたので、さまざまなイベントでご一緒することもありました。具体的な時期は覚えていませんけれども、それが最初のきっかけだったと記憶しております」と述べた。

 しかし、「なぜ惹かれたかということなんですが、妻子のある身で、ほかの女性に惹かれたということは、ひとえに私の心の弱さだと思います」と、不倫に至った心境については、具体的に明かさなかった。

 質疑応答では、記者から厳しい質問も投げかけられる場面もあった。前出の政治部記者は、こう話す。

「国会議員、そして党代表として “倫理観” を問う質問が多かったです。

『倫理を守れなかった人が国を引っ張っていけるとお考えですか?』と聞かれた玉木氏は、『妻からまったく同じことを言われました。いちばん近くにいる人を守れない人は国を守れない。それはまさに私の妻から厳しく言われた言葉のひとつであります』と、奥さんからひどく叱責された様子を明かしました。

 たびたび、奥さんや家族の話題になり、涙を浮かべる場面もありました」

 なかには、10月30日の密会について、「いい気になっていたとか高揚していたとかいう部分があって、選挙後も密会を続けていたのか」と質問した記者も。

 それを聞かれた玉木氏は「27日投開票で28日とずっと寝ていませんでした。正直、ご指摘いただいたように、浮かれた部分があったと思います」と答えたうえ、こう弁明した。

「10月30日夜、会うことは妻にも報告していました。事前に」

 そして、続けて小泉のことを妻も「認識」していたと明かした。

「個人名も含めて、妻も知っておりますので。報道にもありましたが、私の政治資金パーティなどにも、街頭演説にも、ときどき顔を出す人なので、妻も知っておりましたので、この人と会いますよということは事前に。遅い時間だったと思います」

 玉木氏の発言どおり、本誌記事でも、8月28日の街頭演説に顔を出し、9月23日の玉木氏の「議員活動15周年パーティ」に参加する小泉の行動について、報じている。

 そこで疑問が生じた本誌記者は、再度、玉木氏に質問。新宿のバーで会うことを「事前に妻にも報告していた」と話すため、7月26日の高松でのホテル密会についても「7月の地元ホテルで一緒に泊まられたときには奥さまには言ってないんですよね?」と尋ねた。

 ところが、玉木氏はこう答えたのだ。

「それも言っています」

ーー事前にですか?

「言ってます。会うことも言ってます」

ーーホテルに?

「はい」

ーー(女性と)一緒に泊まられると?

「いや、一緒に泊まると言ってませんけれども、ホテルで会うっていうことは伝えてます」

ーーそれは、会って何をするっていうことなんですか?

「そのときの話についてはすべて妻に話をしています。そんななかで、ひどく叱責もされましたし、何やってんだということを言われたというのが、いま説明申しあげたとおりでありますので。詳しい中身については、これはもう夫婦間の問題なんで」

 さすがに「一緒に泊まる」とは打ち明けてはいなかったのだろう。前出の政治部記者があらためて話す。

「会見で代表の地位について、党の仲間にはかるとしていた玉木氏ですが、11日午後、国民民主党両院議員総会・代議士会を開き、全会一致で、玉木氏の代表続投と首相指名選挙で玉木氏に投票することが決まりました。批判的な意見は出なかったようです」

 玉木氏の党代表続投が決まるなか、不倫相手だった小泉について、同日に「日刊スポーツ」は、高松市観光大使の職を解くことを検討中と報じている。

三浦瑠麗氏 国民・玉木氏の不倫問題で女性議員との扱いの差に苦言 立民の女性議員の主張に賛同も反対意見目立つ(2024年11月11日『デイリー新潮』)

三浦瑠麗氏

 国際政治学者の三浦瑠麗氏が11日、自身のX(旧ツイッター)を更新。国民民主党玉木雄一郎代表の不倫問題に触れ、世間の対応が女性議員の不倫と異なることに苦言を呈した。

 玉木氏の不倫問題を巡っては、立憲民主党の田島麻衣子参院議員が同日にXで「ひとえに残念。そもそも論として、不倫はすべきではない。しかし女性議員が不倫をすれば徹底的に叩かれ、男性議員が不倫をすれば『プライベートの問題』『出る杭は打たれる』となるのは気のせいか」とつづった。

 三浦氏はこの投稿を引用し、「大事な視点。次に女性議員の不倫が発覚したら、みんなで『仕事とプライベートは別』『出る杭は打たれる』『密告で引き摺り下ろすのはよくない』と言うべき」と主張。さらに「玉木さんが役職含め辞任する必要なしという先鞭を付けてくださったので。みんなちゃんと覚えておこう」と強調した。

 この投稿には「確かに男は良くて女性は駄目って感じありますね」「仰るとおり」などの賛同意見も散見されたが、「女性議員で不倫を批判されるのは『何の成果も上げてない人』だよ」「男性議員でも辞任した人はいますけど」「玉木氏の場合は不倫のマイナスよりこれからの期待値の方が大きく上回っているだけ」「性別というより個々人への評価でないですかね」「女性だからとか男性だからというより、それまでの活動次第だと思いますよ!」などの反対意見が多く寄せられた。

「奥様の仰る通り」不倫謝罪の玉木雄一郎 糟糠妻が“ド正論叱責”!「カッコ良すぎて震える」(2024年11月11日『女性自身』)

 

1月11日に『FLASH』が報じた元グラビアアイドルとの不倫について「おおむね事実だ」と認めて謝罪した国民民主党玉木雄一郎代表(55)。

 

【投稿あり】「妻です」たすきをつける玉木夫人

記事では、元グラビアアイドルで高松観光大使を務めるタレント・小泉みゆき(39)との衆院選直後のデートや、過去に同じホテルに宿泊していたことを報じている。小泉氏は玉木氏の街頭演説やパーティーにも参加していて、玉木氏によるとなんと「妻も知っている人」だという。

玉木氏は会見で「家族のみならず、期待を寄せていただいた全国の多くの皆さんに、心からおわびを申し上げます。本当に申し訳ありませんでした」と謝罪。妻子のある身で他の女性に惹かれたのは「ひとえに私の心の弱さ」と述べ、「浮かれた部分があった」「冷静さを失った行動だった」と振り返った。

妻について聞かれると、「私の妻はですね……、日本一、夫のために地元を守ってくれる妻」と涙ぐんで声を震わせ、「だからこそ、妻子ある身で他の女性に好意を寄せた事実は、本当に申し訳ない。妻には謝っても謝りきれないし誠に申し訳ない気持ちでいっぱい。許してもらえないかも知れないが、一生謝罪を続けたい」と妻への想いを口にした。

東京大学卒業後、当時の大蔵省に入省した玉木氏は、’05年に民主党公認で地元「香川2区」から出馬。《東京のど真ん中育ち》だったという妻の恵理さんも、夫の出馬を機に香川県に移住した。その当時のことを恵理さんは、玉木氏のブログ内で振り返っている。

《正直に言うと私はとても戸惑いました。東京から、さぬき市の神前に引っ越してきて、人生は激変しました》

「選挙期間中は、仲間の応援のため全国を駆け回っていてほとんど香川にいない玉木氏に代わって、地元で選挙活動をするのは妻の恵理さんです。現在は玉木氏の高齢のご両親と3人で暮らしていて、『妻です』と書かれた赤いタスキ姿で街頭に立って応援を呼びかけるなど、地元の活動は恵理さん抜きでは考えられません。

玉木氏は多忙で子育てにもほとんど参加できず、“10分間のキャッチボール”に息子が何度も『ありがとう』と喜ぶほどだったとか。それでも地元や日本のために奔走する玉木氏を尊敬し、理解し支えてきた恵理さん。そんな妻に対する裏切りに、地元でも衝撃が走っています」(地方紙記者)

玉木氏は会見で、そんな妻から突きつけられた厳しい言葉についても言及している。先週末家族と話し合った際には、恵理さんと息子から「こんな大事な時期に政党代表として何をやっているんだ」と、厳しく叱責されたという。

さらに、記者から「倫理を守れなかった人が国を引っ張っていけるのか」と指摘されると、次のように回答した。

「まさに妻から全く同じことを言われました。『いちばん近くにいる人を守れない人は国を守れない』」

玉木夫人のこれらの叱責には“ド正論だ”と共感する人が続出。Xでは糟糠妻への裏切りに怒りの声が上がっている。

《奥様の仰る通り 浮かれ過ぎましたね》
《奥様正論》
《「1番近い人を守れないひとに、国は守れない。」奥様の言葉、ホントそれ。1番裏切ってはいけない人を裏切る人の何を信じればいいのよ》
《「いちばん近い人を守れない人は、国を守れない」いちばんだまされたのは奥さん…》
《玉木代表の奥様 「一番近くにいる人を守れない人は国を守れない」 カッコ良すぎて震える》