「すべて壊された」性被害受けた女性検事が会見…元大阪地検トップが性的暴行認める
酒に酔い抵抗できなくなった部下の女性検察官に、性的暴行をした罪に問われている元大阪地検トップの男が、裁判で起訴内容を認めました。
25日の裁判で北川被告は起訴内容を認め、「被害者が深刻な被害を受けたことを深く反省し、謝罪したい」と話しました。
被害を受けた女性
「なぜ、もっと早く罪を認めてくれなかったのか。もっと早く罪を認めてくれていたら、もっと早く被害申告をできて、また新しい人生を踏み出すことができた」
事件当日に何があったのか。
検察の冒頭陳述
「被告は、泥酔した被害者をタクシーに押し込んで宿舎に連れていき、意識のない状態の被害者に性的暴行を加えた。帰らせてほしいと訴えたのに、『これでお前も俺の女だ』と言って、犯行を続けた」
さらに「『表沙汰になれば大阪地検が立ち行かなくなる』と口止めを求めた」などと主張しました。
裁判の後、被害を受けた女性は「私は現職の検事です」と述べたうえで、胸の内を明かしました。
被害を受けた女性