三遊亭円楽さん三回忌法要 晴れ男の故人らしく青天が広がる中で弟子の三遊亭楽大らが線香を手向ける(2024年9月21日『サンケイスポーツ』)

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落語家、六代目三遊亭円楽さんの三回忌法要が営まれ、墓前に手を合わせる弟子の三遊亭楽大(左)=前橋市
2022年9月30日に肺がんで死去した落語家、六代目三遊亭円楽さん(享年72)の三回忌法要が20日前橋市曹洞宗鷲霊山釈迦尊寺で営まれた。
故人が2016年に得度したぼだい寺で営まれた三回忌は午前11時から始まり、円楽さんの妻、留美子さんら親族ら約15人が参列。
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留美子さん
昨年11月に本堂が火災で全焼した同寺の庫裡に読経が響き渡る中、故人の兄弟子、三遊亭好楽(78)の長男、三遊亭王楽(46)らが手を合わせた。また、晴れ男の故人らしく青空が広がる中、掃き清められた墓前では弟子の三遊亭楽大(43)らが線香を手向けた。
サンケイスポーツの取材に応じた関係者は「あっという間の2年でした。お焼香をして手を合わせるとグッとくるものがありました。感謝しかありません」とポツリ。同寺の山﨑奎一住職(81)は「(この2年間で)横浜、茨城、九州と全国からファンの方が見えます。皆さん、円楽さんの墓の掃除をして花と線香をあげ、手を合わせてくれて。人徳を感じます」と語った。