危険な暑さ 関東 東海 四国で38度超 熱中症の対策徹底を(2024年8月11日『NHKニュース』)

11日も広い範囲で気温が上がり、関東や東海、四国などでは38度以上の危険な暑さとなりました。12日も関東や東海、九州では危険な暑さが見込まれていて、引き続き熱中症への対策を徹底するようにしてください。

気象庁によりますと、11日も広い範囲で高気圧に覆われて気温が上がり、日中の最高気温は
▽埼玉県熊谷市高知県四万十市西土佐で38.8度
▽栃木県佐野市で38.7度
三重県桑名市で38.4度
名古屋市大分県日田市で38.1度などと
危険な暑さとなりました。

また
甲府市で37.6度
京都市で36度ちょうど
▽東京の都心で35.9度
広島市で35.8度
大阪市で35.1度などと
各地で猛烈な暑さとなりました。

12日も気温が上がる見込みで、日中の最高気温は
名古屋市さいたま市甲府市熊本市などで38度と危険な暑さが見込まれるほか
岐阜市高松市山口市で37度
▽東京の都心や横浜市京都市広島市で36度
大阪市や福岡市、松山市で35度などと
各地で猛烈な暑さが予想されています。

気象庁環境省は、熱中症の危険性が極めて高まるとして、12日も関東から沖縄にかけての25の都県に「熱中症警戒アラート」を発表しています。

茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、小笠原諸島を除く東京都、千葉県、神奈川県、長野県、山梨県静岡県、愛知県、三重県滋賀県和歌山県広島県愛媛県高知県山口県、福岡県、大分県長崎県熊本県、宮崎県、奄美地方を含む鹿児島県、沖縄県沖縄本島地方と八重山地方では特に警戒が必要です。

全国的に暑さが続き、熱中症の疑いで病院に搬送され、亡くなる人も相次いでいます。外出や運動を控えて室内ではエアコンを使用し、こまめに水分や塩分を補給するなど、引き続き熱中症への対策を徹底するようにしてください。

お年寄りや乳幼児は熱中症になりやすいため、家族など周りの人たちが気を配るようにしてください。

また、連休を利用して屋外でのレジャーを予定している場合には
▽氷を入れた水筒や
▽体を冷やす保冷剤を携帯するなど警戒を続けてください。

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