トランプ氏とハリス氏接戦 米紙世調、1ポイント差(2024年7月26日『共同通信』)

 【ニューヨーク共同】米紙ニューヨーク・タイムズ電子版は25日、大統領選に関する最新の世論調査で、共和党候補のトランプ前大統領の全米での支持率は48%、民主党候補指名を確実にしたハリス副大統領は47%だと報じた。民主党のバイデン大統領は撤退前の調査でトランプ氏に6ポイント差をつけられていたが、ハリス氏が1ポイント差に迫る接戦になっているとした。
 バイデン氏が精彩を欠いた6月の候補討論会以降、民主党は苦しい戦いになっていたが、ハリス氏に候補が代わったことで同紙は「討論会での失敗前に状況が戻った」と指摘した。
 調査はハリス氏が民主党の候補指名争いに出馬表明した直後の22~24日に実施。

ハリス氏、国家安全保障問題で「中心的存在」=米国防長官(2024年7月26日『ロイター』)
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オースティン米国防長官は25日、11月の大統領選に向け民主党の大統領候補となる見通しのハリス副大統領について、国家安全保障問題を巡り重要な役割を担ってきたという認識を示した。23日撮影(2024年 ロイター/Kevin Mohatt)
[ワシントン 25日 ロイター] - オースティン米国防長官は25日、11月の大統領選に向け民主党の大統領候補となる見通しのハリス副大統領について、国家安全保障問題を巡り重要な役割を担ってきたという認識を示した。
オースティン長官は記者団に対し、ハリス副大統領が極めて複雑な意思決定プロセスにおいて「常に準備ができており、常に有意義かつ非常に役立つ見解を提供している」とし、「キープレーヤーだ」と述べた。
さらに「ハリス氏は中国の習近平国家主席とも会談しており、国家安全保障問題や国際情勢を理解している」とし、政権にとって「欠かせない存在だった」と述べた。
イスラエル政策をめぐっては、ハリス氏は強硬姿勢で知られる。25日に訪米中のイスラエルのネタニヤフ首相と会談する予定。