梅雨明けの発表が続々とされ、列島は猛烈な暑さに見舞われている。きょう21日(日)は、暑さレベルがさらに上がる所が多く、35℃以上の猛暑日エリアが拡大しそうだ。天気はというと、梅雨明け10日にはなっていない。きょう(日)も山沿いを中心に天気の急変する可能性がある。また、きのう発生した台風3号は、週中ごろ、沖縄に非常に強い勢力で接近するおそれがある。
猛暑日エリア拡大 昼夜問わず暑さ対策を
きょう(日)は、きのうと同じかきのう以上に暑くなる所がほとんどで、関東から西を中心に35℃以上の猛暑日が続出しそうだ。大阪は36℃と今年一番の暑さになり、東京都心も35℃に届く予想。岐阜では38℃と体温超えの暑さの所もありそうだ。那覇も35℃で、年間の猛暑日日数が史上最多記録タイの8日になる可能性がある。北日本でも30℃以上の真夏日が続出し、猛暑日に迫る所がある見込み。
熱中症警戒アラートが今年最多の34府県に発表されている。不快な蒸し暑さが続き、日向は気温の数字以上に暑くなる。夜も寝苦しく、熱帯夜も続出しそうだ。昼夜問わず、熱中症には警戒したい。 【21日(日)の予想最高気温】 38℃ 岐阜 37℃ 高松、鳥取、豊岡(兵庫)、京都、福井、富山、伏木(富山)、上野(三重)、名古屋、熊谷(埼玉) 36℃ 鹿児島、宮崎、岡山、奈良、大阪、大津、津、甲府、さいたま、前橋など
大気非常に不安定 天気の急変に注意
大雷雨になった関東も、天気が回復に向かっている。きょう(日)は、猛烈な暑さになる関東から西の広い範囲で強烈な日差しが照りつけ、中国地方や近畿で梅雨明けの発表の可能性がある。ただ、九州は午前中から、そのほかの地域も午後ほど山沿いを中心に、雨や雷雨の所があり、局地的に激しい雷雨のおそれがある。山や川のレジャーは注意したい。前線がかかる東北も日本海側を中心に昼頃から、北海道は道北を中心に夜ほど雨が降りやすい見込み。