【最近のコンビニのお弁当は…】多忙を極める小池百合子都知事 同居男性の転居、愛犬との別れ、都庁で若手職員の離職が増加…深まる孤独感(2024年6月7日『NEWSポストセブン』)

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都知事選に向けての出馬表明は不鮮明なまま(時事通信フォト)
「これまでも小池さんは、リフレッシュのひとつとして鍼灸を利用していましたが、最近はマッサージなどの治療を受ける頻度が高くなったそうです。忙しい合間を縫って、必ず疲労回復に努める時間を確保しています」(都議会関係者)
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愛犬を抱え満面の笑みの小池知事
 7月の東京都知事選に向けて、いまだ旗色を鮮明にしていない小池百合子都知事(71才)だが、周囲には多忙すぎる生活を危惧する声もあるという。
「最近の小池さんは、帰宅が遅くなることも多く、ご自宅での食事をコンビニ弁当で済ますことも増えているとか。年齢を重ね、以前よりもふっくらした印象がありますし、少し不摂生が続いているのかもしれません。疲れがたまりやすいのもそのあたりに原因があるのかもしれないですね」(前出・都議会関係者)
 約20年前に東京の選挙区にくら替えして以来、小池氏は地盤の東京・練馬区に居を構える。かつては、金庫番を務めた20才ほど年下の男性が同居し、自宅から賑やかな声が聞こえていたというが、その男性も転居。現在、秘書や家政婦の出入りはあるものの、近所との交流も減り、家は閑散としているようだ。
「朝の8時前にはお迎えの車に乗り込んで出かけてしまうし、帰りもかなり遅いみたい。姿をみかけることは、もうほとんどないですね。以前はワンちゃんを散歩させたり、近所のスーパーに買い物に行ったりしていましたが、都知事になってからは、そうもいかないみたいです」(近隣住民)
 小池氏の愛犬がヨークシャーテリアであることはよく知られているが、メディアにもたびたび登場した「そうちゃん」は、数年前に天寿を全うした。
「しばらくは小池さんもペットロスに悩まされたようですが、2年ほど前から別のヨークシャーテリアを飼っています。お散歩はもっぱら家政婦さんの役目ですね」(前出・近隣住民)
 コロナ禍に迎えた新たな愛犬との時間を癒しに、都政に邁進する小池氏だが、その足元では見過ごせない事態が起きているという。
「都庁全体で離職者が増えていて、特に政策企画局というかつて知事直轄だった部局では昨年度、定員の1割近い約30人が都庁を去りました。離職者の多くは20代、30代の若手で、若くして花形部署に配属された期待の人材がどんどん辞めてしまっているのです」(都庁関係者)
 出世の階段を上り始めた矢先、なぜ彼らは退職を決意したのか。
「退職理由は都政への失望が多いそうです。都庁内には小池さんへの批判の声を集めて、彼女に“密告”するような幹部もいる。みんな小池さんの顔色をうかがいながら、戦々恐々と働いていて、そうした上司たちの姿に失望し、若い世代の離職者が後を絶ちません。職員の中には、『小池さんが続投しても、蓮舫さんが登板することになっても、どちらにしろわれわれには厳しい未来が待っている……』と話す人もいます」(前出・都庁関係者)
 小池氏に食生活や暮らしについて尋ねたところ、事務所を通じてこう回答した。
「最近のコンビニのお弁当は、様々工夫されていて、種類も豊富で美味しいと思っています。(現在は)愛犬(メイちゃん)と一緒です」
 これまで、勝負所では常に「女の勘」を働かせ、政界を生き抜いてきた小池氏。都庁でも自宅でも孤独を深める中、決戦の火蓋はまもなく切られる。
※女性セブン2024年6月20日
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