「国会を舐めている」と大ヒンシュク…自民党・今井絵理子議員が国会を長期欠席していた「あきれた理由」(2024年6月3日『現代ビジネス』)

自民党幹部が激昂する相手

 「国民を舐めてるとしか思えん!」  自民党幹部がこう激昂する相手は、参議院議員今井絵理子氏である。なぜ党内でこれほど怒りを買っているのか。

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 実は今井氏は3月28日の参院本会議から国会を欠席し、やっと公務に復帰したのは約1ヵ月後の5月7日のこと。今井氏は休んだ理由を「体調不良」だったとしている。

 ところが、ここにきてある疑惑が浮上した。

 「ハシケンと喧嘩して、同棲している家から追い出したそうです。そのストレスで休んだと」(自民党関係者)  ”ハシケン”とは元神戸市議の橋本健氏のことだ。'17年7月に週刊新潮で今井氏との「手つなぎ不倫」が報じられたのち、橋本氏は妻と離婚、市議も辞職した。その後、橋本氏は今井氏の国会事務所に「政策顧問」として出入りしており、以前、本誌の取材に対しても「(橋本氏には)公私ともに助けていただいているところです」(今井絵理子事務所)と関係を認めていた。

 「ハシケンは事務所にも姿を見せておらず、ついに破局したのでは、と噂されています」(前出・自民党関係者)  今井氏の事務所に事実関係を問い合わせると、橋本氏が、今井氏の自宅や事務所へ出入りする頻度が以前と比べて少なくなったことについては認めたうえで、国会欠席の理由については、「橋本氏との『諍いが原因である』との指摘は事実に反します」と回答があった。

 ”STEADY”を失った今井氏の今後やいかに。

 「週刊現代」2024年6月8・15日合併号より