愛子さま効果で来館者増 斎宮歴史博物館で来館者200万人達成 三重・明和町(2024年4月13日)


 三重県明和町にある斎宮歴史博物館の来館者が12日、200万人に達し、記念のセレモニーが開かれました。

 200万人目の来館者となったのは、高校時代の同級生3人と、一緒に訪れた四日市市島田茂美さんです。

 島田さんには、斎宮歴史博物館の川口晃館長から認定証が渡され、また、第38代斎王の山中深月さんから、地元の伝統工芸品である御糸織の巾着袋などの記念品が贈られました。

 島田さんは「斎宮について詳しく知りたかったので来てみたが、ビックリしました。突然200万人目になって、光栄です」と話していました。

 三重県立の斎宮歴史博物館は担当者によると1989年の開館以来毎年、約6万人程度の来館者があり先月27日、天皇皇后両陛下の長女愛子さまが訪問されたことで、最近は来館者が増えているということです。

 斎宮歴史博物館の川口館長が「今後、来館300万人に向けて、斎宮の認知度を向上させにぎわいを創出することで、たくさんの人に愛される博物館にしていきたい」と話しています。