政治ジャーナリストの青山和弘氏が3日、「ABEMA的ニュースショー」(ABEMA TV)に出演した。
番組では、無免許運転で事故を起こし、男性2人にケガをさせたとして逮捕された元衆議院議員の武藤貴也容疑者について取り上げた。武藤容疑者といえば、不倫騒動の宮崎謙介氏ら〝やらかし議員〟を数多く輩出する2012年当選組。武藤議員は、これまでにも未公開株出資トラブル、金銭トラブルがあった知人男性を車に監禁したとして現行犯逮捕されるなど2012年当選組の中でも問題児とされている。
VTR出演した宮崎氏は「武藤君は当選する前からの仲で、2人で焼き肉に行ったり仲が良かった。政治に対する熱意が結構強くて、保守の論客として注目された有望株だった」と振り返った。報道を見て心配していたという宮崎氏は「もしかしたら精神的に不安定だったり。良くない人たちと付き合ってるのかなって、みんなで心配してた。口は立つんですけど意外とピュアな感じの部分もある。何となく流されたりするところもある」と話した。
宮崎氏の発言を受け、青山氏は「宮崎さんって優しい。批判をしておけば楽じゃないですか、ある意味。(パパ活疑惑の)吉川赳さんの時もそうですし。宮崎謙介というのは意外と友達思い」と感心していた。MCの千原ジュニアも「自分がやられた時に、手の平を返した人間をいっぱい見てきたんでしょうね」と理解を示した。
青山氏は「自民党でも『なんであんな奴を公認したんだ』ぐらいの話はいくらでも聞きますけど。『彼は意外といい奴だった』という話を聞いたことがないから新鮮ですよ」と驚いていた。