立憲民主党小沢一郎衆院議員の側近の1人、川島智太郎衆院議員は29日、自身のX(旧ツイッター)を更新。同日発売の「週刊新潮」で、56歳のカナダ国籍のサックス奏者との不倫を報じられたことを受け、自らのホームページに謝罪コメントを掲載した自民党の広瀬めぐみ参院議員(57)の対応を批判した。

川島氏は、HPにコメントを掲載しただけで記者会見など詳細な説明をしていない広瀬氏の対応を批判した関係者の投稿を引用する形で「簡単に考えているのかな?パリの事はみんな忘れてくれた。不倫の事もすぐ忘れてくれる。そんな感じなのだろう」と、投稿。小沢氏は自身のXで、川島氏の投稿をリポストした。

弁護士資格も持つ広瀬氏は参院岩手選挙区選出で、小沢氏は岩手3区選出。広瀬氏は2022年参院選で、小沢氏側近の木戸口英司氏をやぶり、初当選している。

広瀬氏をめぐっては28日にニュースサイト「デイリー新潮」が不倫疑惑を報道し、29日発売の「週刊新潮」にも掲載された。相手についてはカナダ国籍で56歳のサックス奏者とし、2人で都内のホテルに宿泊したなどと写真付きで報じた。

広瀬氏は、松川るい参院議員が「エッフェル姉さん」と呼ばれて炎上した昨年の自民党女性局フランス研修で、料理の写真などをSNSにアップし、松川氏同様に「観光旅行か」と批判された。

広瀬氏は29日未明にHPに謝罪コメントを掲載。「この度は私の不徳のいたすところにより、多くの方々に多大なるご迷惑とご心配をおかけしてしまったこと、まずは深くお詫び申し上げます」と報道について謝罪。「岩手で私を支えて下さっている方々の信頼を損ない、ご迷惑をおかけしてしまったこと、家族の信頼を裏切り辛い思いをさせてしまったことを心から謝罪申し上げます。また、私の軽率な行動により、皆様に不快な思いと不信感を与えてしまい、本当に申し訳ございませんでした」などとしている。