自民・木原誠二氏 政治資金規正法に連座制は「なじみにくい」(2024年2月13日配信『毎日新聞』)

 自民党木原誠二幹事長代理は13日、BS日テレの番組で、政治資金規正法の改正で会計責任者と同等の責任を議員にも負わせる「連座制」を導入すべきかどうかについて「個人的にはなじみにくいのかなとは思う」と述べ、導入に消極的な見解を示した。

 木原氏は「会計責任者のみならず政治家が一定の責任を取ることが重要だ」とした上で「不記載であれば即問題になる、全ての場合に政治家が責任を取らないといけなくなると、厳しいものがある」と語った。 今秋の党総裁選に関し「(岸田文雄)首相の頭の中には(総裁選のことは)ないのではないか。まずは今の足元の仕事をしっかりやることに集中している」と話した。秋までに党則上の任期が切れる麻生太郎副総裁と茂木敏充幹事長の処遇については「ルールがそうだとすればそういうことなのだろうと思うが、例外があるのか、ないのかも含めて首相が判断される」と述べた。

 木原氏は首相の最側近として知られる。【木下訓明】

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