愛子さまが23歳に 大学卒業し就職 仕事と公務を両立 皇族の活動の幅を広げられる(2024年12月1日『テレビ朝日系(ANN)』)

 天皇皇后両陛下の長女・愛子さまが1日、23歳の誕生日を迎えられました。
 誕生日に際し、宮内庁愛子さま国民スポーツ大会観戦など初めての地方公務で10月に佐賀県を訪問した際、「手すき和紙」の工房で愛子さま自らがすいた和紙をご覧になる様子や、皇居東御苑で実った柿などをご覧になる映像を公開しました。
 愛子さまは4月、日本赤十字社に嘱託職員として入社し、ボランティアに関する情報誌の編集などの業務を担当しながら、皇族としての公務を両立されています。
 学習院大学に在学中は学業優先でしたが、社会人になってからは春と秋の園遊会の出席や三笠宮妃百合子さまの一連の葬儀への参列など、この1年間の東京都内での「お成り」は、前の年の12件から30件に増えました。
 誕生日の今月1日午前、愛子さま上皇ご夫妻へのあいさつで赤坂御用地の仙洞御所を訪れ、午後には皇居の御所で天皇皇后両陛下と一緒に宮内庁職員からお祝いのあいさつを受けられます。

愛子さま、23歳 社会人として一歩、単独地方ご公務など「デビュー尽くし」の1年(2024年12月1日『産経新聞』)
 
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皇居・東御苑を散策される天皇、皇后両陛下の長女、敬宮愛子さま=11月22日午後、東京都千代田区宮内庁提供)
天皇、皇后両陛下の長女、敬宮(としのみや)愛子さまは1日、23歳の誕生日を迎えられた。この1年、社会人として一歩を踏み出すのとともに、初めての単独地方公務に臨むなど、成年皇族の一員として経験を重ねられている。
「父も以前体験をさせていただいて、均一にするのが難しかったそうで」。10月、国民スポーツ大会や地方事情視察のため、お一方で佐賀県を訪問された愛子さま。伝統工芸の和紙の工房で紙すき体験に臨み、こう話して笑顔を見せられた。
初の単独地方公務に際し、両陛下とも相談しながら準備を重ねられていたという。行く先々で温かな歓迎を受け、歴史や伝統文化に触れて実り多い訪問となったことに、「感謝し、心からうれしく思われている様子だった」(側近)。
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初めての単独地方公務で訪れた佐賀県の「名尾手すき和紙」を前に、写真撮影に応じられる天皇、皇后両陛下の長女、敬宮愛子さま=11月22日午後、東京都千代田区宮内庁提供)
4月に社会人となり、日赤の青少年・ボランティア課で情報誌の編集やイベント運営などに取り組みながら、地方公務だけでなく、皇室の恒例行事である園遊会や、外国賓客を招いた宮中午餐(ごさん)(昼食会)、文化勲章受章者らとの宮中茶会にも初めてご臨席。「デビュー尽くし」の年を過ごされた。
忙しくも充実した日々の中で、お住まいの皇居では犬の「由莉」や猫の「セブン」との触れ合いの時間を大切にし、職員らと一緒にバレーボールやテニスなどで体を動かすことを楽しみにされているという。
「忙しくも充実した日々」愛子さま、23歳 この1年のご様子振り返り