Q どう決めるの。
A 衆参両院でそれぞれ行われます。連立の場合を除き、通例は所属政党の党首に各党議員が投票します。衆参で結果が異なったら衆院の指名優先です。衆院では定数465の過半数(233)を得た議員が指名され、誰も過半数に届かなかったら上位2人の決選投票になります。
Q 決選の仕組みは。
Q 今回はどうなるの。
Q 国民民主党の対応は。
A 玉木雄一郎代表は1回目も決選投票も自身に投票すると繰り返し発言しています。言葉通りだと石破、野田両氏が決選に残る見通しのため、無効票となり、仮に他の野党が野田氏に投票しても、石破氏が多数となります。玉木氏は「政治とカネで厳しい審判を得た石破氏にも、勝つ見込みのない野田氏にも(票を)入れるわけにはいかない」と説明しています。日本維新の会の馬場伸幸代表も立民との政策協議の結果を見極めて判断する構えです。
Q 決選投票は過去にも例があるの。
A 衆院では4回あります。直近では1994年、当時野党だった自民が、社会党、新党さきがけとともに、社会党の村山富市委員長を首相候補に擁立。これに対して新生党や公明党などは、自民を離党した海部俊樹元首相を立てましたが、決選投票で村山氏が選出されました。この時無効票は29票ありました。
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