自民党総裁選(27日投開票)に向け、
共同通信社が国会議員票や党員・党友票(地方票)の動向を探ったところ、9候補のうち
小泉進次郎元
環境相(43)、
高市早苗経済安全保障担当相(63)、
石破茂元幹事長(67)の3人が先行している情勢が分かった。1回目の投票でどの候補も
過半数を獲得できず、上位2人による決選投票となる公算が大きい。15、16両日に実施した自民支持層を対象とした電話調査に、これまでの取材状況を加味した。
総裁選の期間はまだ10日ほど残っている上、約2割の議員が投票先未定のため、情勢はなお流動的だ。
自民支持層電話調査で新総裁に誰がふさわしいか尋ねたところ、高市氏が最多の27.7%で、石破氏23.7%、小泉氏19.1%が続いた。4位以下は林芳正官房長官(63)6.3%、小林鷹之前経済安保相(49)5.2%、上川陽子外相(71)5.1%、河野太郎デジタル相(61)3.8%、茂木敏充幹事長(68)1.8%、加藤勝信元官房長官(68)1.7%だった。