東京都の小池百合子知事
2020年の前回選は告示6日前に立候補を表明。新型コロナウイルスの感染拡大で街頭演説を一度もしなかったが、今回は選挙期間中に都内をくまなく回って支持を訴える方針だ。支援団体などとの調整も必要なことから、早めに出馬表明する。近く、特別区長会や市長会の有志らが出馬を要請する予定。小池氏は24日の定例記者会見で、出馬の意向を明らかにしなかったが、「色々なご意見、励ましを各方面からいただいている」と述べた。
小池氏は16年7月の都知事選に自民党の衆院議員から転じて初当選して以来、コロナ禍への対応や東京五輪・パラリンピックの開催に奔走。戸建て住宅に太陽光パネル設置を義務付ける条例を制定したほか、18歳以下の都民への月5000円給付事業、私立も含めた高校の授業料実質無償化などを実現した。