障害者の社会参加へ 市の「共生まちづくりプラン」がスタート(2024年4月21日『帯広市』)

 帯広市の障害者・障害福祉・障害児福祉の3計画を統合した「市障害者共生まちづくりプラン」が4月から始動した。2029年度までの6カ年計画で、障害者の自立や社会参加の推進を目標に各種施策を掲げた。
帯広市障害者共生まちづくりプラン
Xでポストフェイスブックでシェアラインでシェアページ番号1015986  更新日 2024年3月27日印刷大きな文字で印刷
障害のある人を取り巻く様々な社会環境の変化や取り組み状況等を踏まえながら、障害のある人に関する施策の推進や必要なサービス量の確保の方策を示すため、令和6年3月に策定しました。
計画の概要
本プランは、これまで個別に策定していた障害者計画と障害福祉計画、障害児福祉計画を統合し、本市における第四期障害者計画、第七期障害福祉計画、第三期障害児福祉計画として位置づくものです。
第四期障害者計画は、障害者福祉に関する分野計画として、第七期帯広市総合計画に即して策定するほか、障害者基本法第11条第3項の規定に基づく基本的な計画として位置づけており、地域福祉計画とも整合を図ります。
第七期障害福祉計画及び第三期障害児福祉計画は、障害者総合支援法第88条及び児童福祉法第33条の20に基づき、障害のある人や発達に不安のある児童の支援に必要とされる障害福祉サービスや障害児通所支援、相談支援及び地域生活支援事業などのサービス量を見込み、提供体制の確保の方策を示すものです。
計画の体系
基本理念、計画の目標、施策を定めています。
基本理念
「障害の有無によらず、誰もが地域社会の一員として共生するまちづくり」
計画の目標
目標1 共に過ごし、理解し合える地域をつくる
目標2 地域で安心して暮らせるための支援体制をつくる
目標3 希望に応じ社会参加できる環境をつくる
施策
施策1 理解と交流の促進
施策2 権利擁護の推進
施策3 相談支援と情報提供の充実
施策4 生活支援の充実
施策5 療育・教育の充実
施策6 安全・安心な生活環境の整備促進
施策7 社会活動の充実
施策8 就労支援の充実
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