高橋洋一氏 自民総裁選の全票予想公開、第1回は石破155、高市150、小泉115 決選投票の数字は…(2024年9月23日『スポニチアネックス』)

 元内閣官房参与で経済学者、数量政策学者、嘉悦大教授の高橋洋一氏(69)が23日、ニッポン放送垣花正 あなたとハッピー!」に出演。自民党総裁選(27日投開票)について言及した。
 総裁選には、高市早苗経済安全保障担当相、小林鷹之前経済安保相、林芳正官房長官小泉進次郎環境相上川陽子外相、加藤勝信官房長官河野太郎デジタル相、石破茂元幹事長、茂木敏充幹事長と過去最多の9氏が立候補。
 国会議員票368票と党員票368票の計736票で過半数を獲得すれば当選となるが、過半数の候補者がいなかった場合は上位2人による決選投票に。ここでは国会議員票368票に加え、各都道府県連の47票の計415票で争われる。
 高橋氏は、番組開始直前に自身のX(旧ツイッター)を更新。以下のように投稿した。
垣花ハッピー、ニッポン放送。番組中に、53/55、リアル?自民党総裁選。直前に計算した予想
第1回投票は
        議員 党員
石破  35 120 155
高市 40 110 150
小泉 60 55 115
決選投票は
石破 185 25 210
高市  185 20 205
 この投稿について、高橋氏は「先週くらいから小泉陣営が落っこちてるって予想してたんだけど、結構最近の調査を見ると当たっている。1週間前は3者横一線って言ってたんだけど差がついた」と言い、「決選投票の数字は210対205。これは誤差の範囲。正直言うとぴったり一緒なんです。ちょっと読めない」と石破氏と高市氏はまったく同じ票数だと予想。
 そのうえで「党員票の方はちょっと石破さんが優位で25、26。高市さんは21か22でここはたぶん動かないと思うんだけど、国会議員票はまったく読めない。3人くらいの固まりがコロッと引っ繰り返るとすぐ順位が引っ繰り返る。3人の固まりというのはないと思うんだけど、たぶん5人か10人くらいの固まりがあって、それがどっちに行くかというので決まる」と説明。パーソナリティー垣花正アナウンサーが「それはつまりどっちを選挙の顔にした方が俺たちは勝てるかっていうことを考える皆さんですか?」と聞くと、高橋氏は「もちろん。石破さんは顔じゃないという声もあるんだけど、小泉氏が来るから、選挙の時は小泉氏を全面に出すことができる」と解説していた。