フォーラムには、広島で
被爆した通訳者の小倉桂子さんや長崎で
被爆した医師の朝長万左男さんらが登壇し、核
軍縮について議論を交わしました。
「怖かったのは、周りのたくさんの人々が、傷もやけどもないまま亡くなっていったことです。それが
放射能によるものだとは理解できませんでした。私が死ぬ前に、地球上から
核兵器がなくなるのを見たいです」
自らの
被爆体験を伝えるため、独学で英語を学び発信を続けてきた小倉さん。
ノーベル平和賞は、その活動に大きな機会をもたらしたと言います。
「私はより遠くへ、より広く伝えたくて、40年やってきました。この(
ノーベル賞の)一瞬が、その40年を上回るくらい」
小倉さんは13日まで
オスロに滞在し、自らの
被爆体験を地元の中学生に証言する予定です。