10年、映画「サヨナライツカ」の初日舞台あいさつでセクシーなドレス姿で登場した中山美穂さん
都内の自宅マンションの浴室で死亡しているのが6日正午ごろに見つかった女優で歌手の中山美穂さん(享年54)。一部メディアで報じられた「6日午前7時ごろまで中山さんとスタッフがLINEでやりとりしていた」というのは誤報で、スタッフが中山さんへ送ったLINEは「既読」にならず、やりとりができなかったことが7日、スポニチアネックスの取材で分かった。
中山さんは6日午前2時半ごろ、スタッフに仕事に関するメールを送信。だが、スタッフはすでに寝ており、起床後にメールに気付いたという。同日午前7時ごろ、中山さんへLINEで返事を送ったが、既読になることなく、やりとりができないまま中山さんが自宅で死亡しているのが見つかった。
中山さんは6日夜開催予定だった大阪公演へ出発するため、同日午前9時にJR品川駅で事務所関係者と待ち合わせをしたが、集合場所に現れなかった。その後、しばらく待ったものの、連絡が取れないことを不審に思った事務所関係者が合鍵で部屋に入り、正午過ぎに「浴槽の中で亡くなっている」と110番通報した。
捜査関係者によると、部屋には遺されたメモや薬を飲んだ形跡などはなく、施錠されていたことなどから、警視庁は事件性はないとみて、溺死やヒートショックも含めて死因を調べている。8日にも解剖の結果が明らかになる可能性がある。
ここまでの取材で中山さんが最後のやりとりをしたのは、5日午後11時ごろ。事務所スタッフに「打ち上げはどこに行く?」とクリスマスコンサート最終日15日の打ち上げを楽しみにしている様子で連絡をしてきたという。
仕事も順調で、関係者によると、来年1月期のフジテレビ「日本一の最低男」にも出演が決まり、一部撮影も行われた。また、1月期のテレビ朝日「家政夫のミタゾノ」にゲスト出演予定だった。同局は「番組制作の過程は従来お答えしていません」としている。4月からはデビュー40周年記念の全国ツアーも決まっていた。関係者からは「仕事にもとても意欲的だった。それだけに悔しい」との声が漏れている。
中山美穂さん「解剖」で死因解明へ 往年アイドルの切なすぎる最期に「つらい…」の声(2024年12月7日『東スポWEB』)
急死した中山美穂さん
歌手で女優の中山美穂さん(54)が6日に急逝したことを受け、8日にも調査法解剖することがわかった。
中山さんは6日、東京都渋谷区の自宅浴室で亡くなっているのが見つかった。警視庁が状況を確認したところ、中山さんに目立った外傷はなく、当時、自宅玄関は施錠されていた。
このため事件性が疑われる場合に行う「司法解剖」ではなく、死因・身元調査法に基づく「調査法解剖」を実施するという。
死因をめぐっては、急激な温度変化によって血圧が大きく変動し、体に悪影響をもたらす「ヒートショック」や、大のお酒好きだった中山さんが、入浴前に飲酒した可能性も残されている。解剖や血液検査などで科学的に死因を解明する必要がある。
同居人不在で、亡くなった当時の状況が不明であることから解剖は致し方ないが、一世を風靡したトップ女優の切なすぎる〝最期〟にネット上では「これはつらい…」「泣けてくる」といった声が多く寄せられている。
中山さんの亡骸は解剖後、自宅に運ばれる見込みとなっている。
安住紳一郎アナ、中山美穂さん悼む「本当に突然、15歳の少女が出て来て。何か、これまでの女優さんと違う…」(2024年12月7日『スポーツ報知』)
安住紳一郎アナウンサー
TBSの安住紳一郎アナウンサー(51)が7日、司会を務めるTBS系「新・情報7days ニュースキャスター」(土曜・後10時)に生出演した。
この日の番組では、俳優で歌手の中山美穂さん(享年54)が6日に都内の自宅で死去したことを報じた。
歌手として、女優としての華やかな大活躍のVTRを見た後、安住アナは元フジテレビアナウンサーで弁護士の菊間千乃氏を見ながら「菊間さんや私たちの世代だと、『毎度おさわがせします』で本当に突然、15歳の少女が出て来て。何か、これまでの女優さんと違う…」と口にした。
菊間氏が「違う感じだったし、みんな、好きでしたよね。男性、女性問わずにみんな好きでしたよね、中山さんのこと」と話すと、安住アナは「朝日新聞によりますと、警察は病死、事故の可能性が高いと見ていて、そのため、事件性が疑われる司法解剖ではなく、調査法解剖で死因を明らかにすると発表しています」と報じた。
その上で最後に「御霊が安らかな眠りにつかれますように心からお祈り申し上げます」とした。
中山さんは6日夜、大阪市内でコンサートを行う予定で、警視庁渋谷署によると、朝に都内の待ち合わせ場所に来なかったため、事務所関係者が知人と自宅を訪問。浴室で倒れているところを発見された。
中山美穂さん急逝直前まで連絡〝お兄ちゃん〟が明かした秘話&2ショットにファン感涙「悲しいけどちょっとほっとしたよ」「ありがとうって伝えたい」(2024年12月7日『西スポWEB OTTO!』)
5日の夜19時頃までLINEでやりとり
中山美穂さん=2010年撮影
6日に急逝した女優で歌手の中山美穂さん(享年54)を、兄役で共演歴のあるミュージシャンが追悼した。
ロックバンド「FLYING KIDS」の浜崎貴司(59)が自身のXを更新。「中山美穂さんのニュースはちょっとまだ受け止めきれず、うまく言葉に出来ません」とした上で、「ただ、私と彼女は、一昨日(12/5)の夜19時頃まで、LINEでやりとりしていました」と報告。
「実は私は、12/1(日)にビルボード横浜で開催された、中山さんのライブに行く事になっていましたが、その日に少し熱が出て、急遽キャンセルしたのです」と経緯を伝えると、「熱はその日にすぐ下がったのですが、私のツアーが今日からなので、わざわざ気を遣って一昨日『体調大丈夫ですか?』と彼女がメッセージをくれたのです。それに対し、『もう大丈夫だよ』とか返事しながら、ライブ前の体調管理の難しさを二人で話し合いました」と秘話を明かした。
「彼女は人に会うのを制限するほど体に気を遣っているとのことでした。その時の内容で、中山さんも今、ライブに集中してるんだな、と強く感じたのです」と続け「色々憶測が飛び交い、心の落ち着かない方が沢山いらっしゃると思いますが、とにかく前日の夜までごく普通に、翌日のライブに向けて準備していたようです。このことはお伝えしておくべきかと思い記しました」と投稿するに至った想いを綴った。
最後に「もう少し、自分の気持ちの整理がついたらまた書きます。写真は2019年にNHKホールで一緒に『幸せであるように』を歌った時のもの。とっても素敵な美穂ちゃん。本当にありがとう。言葉にならない気持ちが胸にいっぱいです」と中山さんへ呼びかけて締め括っていた。
「もう少し、自分の気持ちの整理がついたら」
この投稿に「ニュースを目にして3人の〝お兄ちゃんたち〟の顔が真っ先に浮かびました」「お辛いと思いますが、声を上げていただき、ありがとうございます」「悲しいけどちょっとほっとしたよ」「最後までプロフェッショナルだったんだな」「貴方は私の青春でした。ありがとうって伝えたい」などの声が寄せられていた。
中山さんは1994年にTBSで放送されたドラマ「もしも願いが叶うなら」にヒロインとして出演。3人の兄役の長男に「ダウンタウン」の浜田雅功、次男を浜崎、三男に「To Be Continued」岡田浩暉が顔をそろえ、中山さんは〝末っ子〟をチャーミングに演じていた。
この日午後1時過ぎ、忍はワンボックスカーに乗って姿を見せ、車を降りると報道陣に深々と一礼。質問に答えることなく、無言で美穂さん宅に入った。約1時間後に葬儀社関係者が到着。忍に会った同関係者は「かなり憔悴(しょうすい)していました」と明かした。葬儀の段取りの相談や遺品整理などを進めているとみられる。関係者によると、家族葬を営む方針で喪主は忍が務める見込み。
忍は前日6日にも美穂さん宅を訪れた。捜査関係者によると、正午過ぎに事務所関係者が「浴槽の中で亡くなっている」と通報。その後連絡を受けた忍も駆けつけ、美穂さん宅で悲しみの対面を果たした。死因解明のため、8日にも解剖が実施される予定。同日中に遺体は自宅に戻るという。
3歳違いの仲良し姉妹。小さい頃は美穂さんがこぐ自転車の後ろに忍が乗り、一緒に「ピンク・レディー」を歌った。互いに芸能界で活躍するようになっても、ショッピングや食事をともにした2人。美穂さんは忍を「ぶーちゃん」と呼び、SNSに度々ツーショットを投稿。22年5月には「大好きな妹は子供の頃からいつも私の後を付いてきます。忍が妹で本当に良かった」とつづるなど、とても可愛がっていた。
忍の思いも強かった。美穂さんがフランス移住した際には何度も足を運び、ライブでは「お姉ちゃん!頑張って!」と大声で声援を送った。今年3月にはSNSで、自身のコンサート準備中に美穂さんが来たことを明かし「うちのお姉ちゃんはピンチのときに“今は立ち止まるときじゃないよ”と、どーんと背中を押してくれた」と感謝した。
最愛の姉を失った忍の悲しみは計り知れない。近い関係者は「涙に暮れていますが、人前では気丈に振る舞っています」と話した。
≪来年ドラマ出演予定も≫美穂さんは来年1月期のテレビ朝日ドラマ「家政夫のミタゾノ」にゲストで出演予定だった。同局は対応についての本紙取材に「番組制作の過程は従来お答えしていません」とした。今後調整していくとみられる。関係者によると、1月期のフジテレビ「日本一の最低男」にも出演が決まっており、一部撮影も行われた。
忍は6日までにインスタグラムを更新。「早子(はやこ)先生です 彫刻科の教授です 愛車が何かはまだ秘密だよ」などと、自身が出演するABEMAオリジナル連続ドラマ「わかっていても the shapes of love」のPRを投稿していた。
このポストに対して、ファンらから美穂さんを悼む内容や、忍への激励のメッセージが殺到。「仲良しご姉妹でしたね。忍さんのお心を思うと言葉もありません」「安らかに安心出来るように美穂ちゃんを送ってあげて欲しいです。忍ちゃんもお身体労って下さい」「こちらにコメントしていいのか悩みましたが…一言お伝えしたくて。ミポリン、忍さん姉妹がとても大好きです これからもずっと お姉様のご冥福を心よりお祈りいたします」などの声が寄せられた。
女優中山美穂さんが54歳で急死した日から一夜明けた7日、遺体の発見された自宅マンションには妹で女優の中山忍(51)や所属事務所関係者らが姿をみせ対応に追われた。関係者などによると、今日8日にも解剖が行われ死因などが明らかになるという。中山さんゆかりの脚本家や飲食店からも突然の死に無念の声が上がっている。
自宅マンションに姿をみせ、報道陣に深々と頭を下げる中山忍
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7日午後1時過ぎ、前日夜にも訪れていた中山忍が中山さんの自宅マンションに姿をみせた。乗ってきたワンボックスカーから降りると報道陣に深々と一礼しエントランスに入った。この日も憔悴(しょうすい)しきった様子で、言葉を発することはなかった。自宅周辺にはこの日も報道陣をはじめ、マンション前で手を合わせる人の姿が多くみられた。
関係者によると中山さんの遺体は8日にも解剖が行われ、死因究明を目指すという。遺体も8日以降に自宅へ戻る見込みで、通夜、告別式、お別れの会などの日程は未定。喪主は忍が務める見込みだという。忍はこの日、関係者らと葬儀などの相談や、中山さんの自宅の遺品整理などを行っていたという。
捜査関係者によると、中山さんは6日、湯を張った浴槽の中で動かなくなっていたところを発見された。同日は大阪市内で夕方、夜とコンサートが予定されていた。午前9時にJR品川駅発の新幹線に乗るはずが、待ち合わせ場所に来なかったため、事務所関係者と知人が自宅を訪問。変わり果てた中山さんを発見、110番通報し、正午頃に死亡が確認された。自宅には鍵がかかっており、事件性はないとみられ、病死の可能性がある。
さんまは主演ドラマなどで中山さんとの共演はなかったが、ホストを務めるトーク番組「さんまのまんま」に、中山さんがたびたびゲスト出演していた。
中山さんの訃報は、収録前に伝えられたという。「本番前に中山美穂さんが亡くなられたっていう、まだ詳しい情報が入ってなかったんです」と説明。「俺は若い時から美穂さんと一緒に仕事してきて、憧れの存在で」と打ち明けた。
中山さんと共通の知人がいるという。「私の知り合いの麻雀仲間が、美穂さんとよく飲みに行ったりしていて。あまりしゃべる人じゃないんですけど、一度ちょっと酔っ払って、さんまさんに代わってと代わったことがある」と、電話越しに話したエピソードを明かした。「(深夜の)3時半くらいだったんですけど、(中山さんが)“今からパスタ食べに来て”って、お店で。“ここのナポリタン、うまいの”、“行けません、麻雀してます”、“来て下さい!”って。延々、そのやりとりを…。酒に酔ってらっしゃったし。“スパゲティ嫌いなんですよ”、“おいしいんです。間違いありません。ナ・ポ・リ・タ・ンです!”って」。麻雀中のさんまと、酔った中山さんとのやりとりを回想。「それで延々やりとりしたのが、最後のやりとりになってしまった」と寂しげにつぶやいた。
あらためてさんまは、「もう残念で。どういう状態だったのか、早く知りたい感じですよ。とりあえず本当に若くして、54歳、若いのにね…」と、早すぎる死にショックを隠せない様子だった。「今年、俺の仲間も50代で亡くなってるし、今年振り返ると、近場の仲間がどんどん亡くなってる。我々も健康に気を付けて頑張らなあかんなと思いながら、たばこを吸っているんですけど…」と自虐気味に話し、「ご冥福をお祈りいたします」と哀悼の意を示した。
捜査関係者によると、中山さんは6日、東京都渋谷区の自宅の浴槽で亡くなっているの見つかった。この日はクリスマスコンサート「Miho Nakayama Christmas Concert 2024 in Billboard Live」大阪公演を開催予定だったが、当日に中止が発表されていた。デビュー40周年来年は全国ツアーも予定しており、6日もコンサートを控えた中での訃報だった。
お笑いトリオ「インスタントジョンソン」のじゃい(52)が7日、自身のブログを更新。6日に死去していたことが分かった女優で歌手の中山美穂さん(享年54)を追悼した。
「突然の訃報だった。信じられない。今も実感が湧かない。事実を受け入れられないでいる。頭の中に靄がかかっているようにふわふわした状態が続いている」(原文ママ)と動揺している心境をつづった。
「彼女を初めて知ったのは中学生の頃だっただろうか?テレビで観るスーパーアイドル。遠い存在とも思わないくらい遠い存在の人。その時は会うことになることも、友達になることも想像すらしていない。8年前くらいだろうか?友人に焼肉に誘われて行ったら、そこにミポリンが座っていた。ミーハーではないが、『あっ、中山美穂』くらいは思った」と出会いを振り返った。
「焼肉食べて、その後にカラオケバー的なところに行って、なぜか途中で友人が帰ってしまい、さすがにと思い、酔っている彼女を家まで送っていった。夜中3時くらいだったかな。次の日に友人から美穂ちゃんが連絡先教えてって言ってるとのLINEが。これが彼女と仲良くなるきっかけだった。その後、美穂ちゃんの親友の女性と知り合い、よく3人で遊んでいた。週1くらいのペースで会っていたんじゃないかな。3人ともに3月生まれだったので、毎年合同誕生会もしていた。一緒に旅行もした」と深い交流があったことをつづった。
「ほんと、女子友って感じで、彼女が俺のことを『妹的存在』というのも頷ける。自分でも自分のことを女性らしいのか、男らしくないのか、そんな部分は自覚している。それでもこんなに仲良しな女性は今までいなかった。中山美穂を『美穂』と呼ぶことになるなんて思ってもいなかった。コロナで会う回数は減り、たまに連絡を取るくらいになった。中野サンプラザのコンサートがコロナで中止になった時は、凄く落ち込んでいた」と回想。
「ファンから愛され、ファンを愛していた。スーパーアイドルでありながら、1人の人間であり、1人の女性であり、でも環境からかやはり変わっているところもあって、魅力的で面白い存在。コロナも落ち着き、彼女のコンサートを観に行ったり、ご飯行ったりするようになったのは嬉しかった。アウトデラックスに一緒に出演したことは、一生の思い出だ。最近は、『コンサートの途中でマジックをお客さんに見せて盛り上げたいんだけど、マジシャンの友達いない?』という相談を受けていた。色々提案したんだけど、結局マジックをすることもなくこんなことになるなんて」と絶句。
「美穂、もっと会いたかった、もっと話したかった。君は世界中の誰よりも輝いていた。『ただ泣きたくなるの』を聴いたら、こっちが涙が溢れてしまう。こんな僕を親友って呼んでくれてありがとう」と感謝を記し、「歳を取るのは老いよりも、好きな人が居なくなっていくのが辛い。それでも辛さや悲しみを受け入れて前に進まなきゃいけない。人間は限りある命、自分もいずれこの世から去っていく。そしたらまた会えるかな?美穂、いっぱいありがとう」と結んだ。
じゃいと中山さんは、今年9月26日に放送されたフジテレビ系「アウト×デラックス2024世界中の誰よりアウト集結SP」(後10・00)にゲスト出演。番組では2人の関係性について「インスタントジョンソンのじゃいに一番心を許す中山美穂」と紹介されていた。