中山美穂さんの急死に関係者「事件性のない病死と聞いています」 自宅の浴槽で発見(2024年12月6日『ENCOUNT』)

所属事務所は「死因等の詳細は現在確認中」
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中山美穂【写真:ENCOUNT編集部】
 俳優の中山美穂さんが6日午前に東京・渋谷区の自宅で亡くなっていたことを所属事務所のBIG APPLEが同日夕刻、正式発表した。中山さんは54歳だった。同事務所は「死因等に詳細は現在確認中」としているが、ENCOUNTの関係者取材で、中山さんの死に事件性がないことが分かった。
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 中山さんに近い関係者によると、中山さんは都内の自宅の浴槽で倒れていた。その様子を発見した関係者が119番通報。正午過ぎに搬送先の病院で死亡が確認された。
 ただ、外傷などはなく、自宅の鍵も閉められていたことから、同関係者は「警察は事件性の病死と見て調べています。念のため司法解剖をして死因を詳しく調べると聞いています」と話している。
 中山さんの公式サイトではこの日、「【重要】12月6日(金)『Miho Nakayama Christmas Concert 2024 in Billboard Live』公演中止のお知らせ」と体調不良でコンサートを中止することを発表していた。
「ご来場を楽しみにお待ちいただいていたお客様には多大なご迷惑をおかけしますことを、深くお詫び申し上げます。誠に恐縮ではございますが、今回の決定に際し、現在いただいているご予約は全てキャンセルとさせていただきます」
 中山さんは1970年3月1日、東京都生まれ。85年にTBS系連続ドラマ『毎度おさわがせします』で俳優デビュー。同年に『C』で歌手デビューし、NHK紅白歌合戦』には7年連続で出場した。アイドル時代から「ミポリン」の愛称で呼ばれ、95年に映画『Love Letter』でブルーリボン賞主演女優賞。97年には『東京日和』で日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞した。
 プライベートでは、2002年に作家・辻仁成氏と結婚し、翌年にパリ移住。04年1月に長男を出産したが、14年に離婚した。19年には歌手活動を再開し、約20年ぶりの新作アルバムをリリース。昨年、約24年ぶりの全国ツアーを開催した。

中山美穂さん急死に倉田真由美さん、「甘すぎず、ちょっとヤンチャな雰囲気もあって…」自身の思い出振り返り追悼
(2024年12月6日『中日スポーツ』)
 
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 俳優で歌手の中山美穂さん(54)が6日、東京都内の自宅で死亡しているのが見つかった。警視庁が死因など捜査している。捜査関係者によると、浴室で倒れていたという。
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 漫画家の倉田真由美さんは同日、自身のX(旧ツイッター)を更新。「十代の頃、中山美穂さんが好きだった」と書き出し、「甘すぎず、ちょっとヤンチャな雰囲気もあって。同世代の友だちにもファンは多く、男性人気は勿論だが女性人気も高かった」と振り返った。
 そして「数年前私が大竹まことさんのラジオに週一で出ていた時、大竹さんに『今まで会った女優さんで誰が印象に残っていますか』と聞いたことがある。大竹さんは真っ先に中山美穂さんの名前を挙げた。『すごく綺麗だった』と。なんだか妙に納得したのを覚えている」とつづり、「ご冥福をお祈りします」と追悼した。
 フォロワーからは「カラオケも美穂ちゃんばかりでした。自分の結婚式でも歌わされるほど美穂ちゃんのファンでした」「とても綺麗な方だったと思います。ご冥福をお祈りいたします」「残念です、お悔やみ申し上げます、やすらかに…」といったコメントが寄せられた。
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2、3日心がえぐられて」急逝の中山美穂さん、前日にSNS投稿 美術展の感想つづり、ファン涙(2024年12月6日『J-CASTニュース』)
 
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中山美穂さん(写真:アフロ、2017年10月の釜山国際映画祭から)
 トップアイドルだった俳優で歌手の中山美穂さん(54)の急逝が報じられ、中山さんのインスタグラムにも、次々にお悔やみの声が寄せられている。
 
 中山さんは前日の投稿で、著名なアーティストの美術展に友人と行き、2、3日にわたって心がえぐられるような日々を過ごしたと明かしていた。
■「地獄から...」と英語で書かれたハンカチ作品を紹介
 報道によると、中山さんは2024年12月6日正午ごろ、東京・渋谷の自宅の浴室内で倒れているところを仕事関係者が見つけた。警視庁などが亡くなった経緯について調べている。その一方、事件性はなく、ヒートショックの可能性があるとする報道も一部で出た。
 6日には、大阪市内のビルボードライブ大阪で、「Miho Nakayama Christmas Concert 2024 in Billboard Live」の公演が予定されていたが、直前に中山さんの体調不良を理由に公式サイトで中止が発表されている。
 中山さんは、亡くなる前日の5日、仏パリ生まれで10年に亡くなったアーティストの作品を展示する六本木・森美術館の「ルイーズ・ブルジョワ展」に友人と行ったとインスタで投稿していた。
「2、3日心がえぐられて、一緒に行った友としか会話が出来なかった。写真下手だけど、上手くてもなんにも表現できない」
 こうつづり、ルイーズさんの代表作の1つを撮った写真をアップしていた。
 1996年の作品で、ハンカチに「地獄から帰ってきたところ 言っとくけど、素晴らしかったわ」と英語で刺繍されている。
 文面が文面だけに、「ちょっと気になる内容」「何があったんだ...」といった声がXで出て、関心を集めている。
「ショックで信じられない」「歌声が聞けないと思うと寂しい」
 中山さんは、それまでライブなどを楽しそうに報告し、12月3日には、「今年もパジャマを作りました♪」と自作のパジャマを着て穏やかな笑顔を浮かべる写真を2つ投稿していた。「とにかく肌触りが滑らかで柔らかいのです。リラックス&睡眠にはとにかくこだわりたいですよね。素敵な夢を」とつづっていた。
 最後となった5日投稿のコメント欄には、ファンから突然の別れを惜しむ声が次々に書き込まれている。
「何が‥あったんでしょうか」「ショックで信じられないです」「みぽりん、どうして、どうして......悲しすぎる」
中山さんがデビューした時代などを思い出し、「小学生の時アイドルで一番好きだった」「大好き大好きミポリン...」「歌声が聞けないと思うと寂しい」と名残惜しむ声が寄せられている。
J-CASTニュース編集部 野口博之)

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