女子中学生に性的暴行を加えたとして、不同意性交罪に問われた元衆院議員の椎木保被告(58)の初公判が5日、東京地裁(村田千香子裁判長)であり、椎木被告は罪状認否で「間違いございません」と起訴事実を認めた。
検察側は冒頭陳述で、椎木被告が歌舞伎町の「トー横」で女子中学生に声をかけ、その年齢を確認した上で、金銭と引き換えに性的行為をもちかけたと指摘。カラオケ店に偽名で入店し、性的暴行に及んだと述べた。
椎木被告は2012年の衆院選で千葉13区に日本維新の会から立候補し、比例復活で初当選するなど衆院議員を2期務めた。
東京・歌舞伎町のカラオケ店で8月、中学1年の女子生徒に性的暴行を加えたとして、不同意性交罪に問われた元衆院議員の椎木保被告(58)は5日、東京地裁の初公判で「間違いありません」と起訴内容を認めた。
検察側は冒頭陳述で、被告が歌舞伎町の路上で生徒に声をかけ、13歳未満であることを確認した上で対価の支払いを約束したと指摘した。
被告は2012年の衆院選で旧日本維新の会から千葉13区に立候補し、比例復活で初当選。衆院議員を2期務めた。初公判では灰色のスエット姿で、背中を丸め、うつむきがちに法廷でのやりとりを聞いていた。
起訴状によると、8月20日夕、性的暴行を加えたとしている。