優しい歌声を響かせる「Sul.Sul」の2人=県庁
外見では分からない病気や障害への配慮が必要なことを周囲に知らせる「ヘルプマーク」に関する県の普及啓発イベントが20日、県庁で開かれ、参加者約50人が障害者が過ごしやすい社会環境づくりを考えた。
無料クイズで毎日脳トレ!入口はこちら県ヘルプマーク普及啓発大使の塚本明里さんが講演した。ヘルプマークを見かけた際の対応を紹介し、「電車やバスで席を譲ったり、困っていそうだったら優しく声をかけたりしてほしい」と呼びかけた。
オープニングでは、岐阜聾学校の太鼓部「響太鼓」や、盲目の三線奏者とボイスパーカッションのデュオ「Sul.Sul(するする)」が出演し、優しい音色を響かせた。イベントは「清流の国ぎふ」文化祭2024(国民文化祭と全国障害者芸術・文化祭)の一環で開かれた。
(稲葉亮)