涙を浮かべて不倫報道を謝罪した玉木氏 ©時事通信社
国民民主党の玉木雄一郎代表(55)が、元グラビアアイドルの小泉みゆき(39)と不倫関係にあると「SmartFLASH」で報じられた問題。 「週刊文春」の取材では 、小泉が以前から国会で“玉木親衛隊長”といえるような言動を繰り返していたことが判明した。
「選挙が終わった後に玉木さんと直接話をした人に伺ったのですが、玉木さんは『俺は何でもできるんだ』とすごく興奮したような状態で語っていたそうで、ちょっとふわふわした感じもあったようです。その中で、今回の小泉さんの報道があったので、玉木さんは浮かれていたのかなという印象はあります」
「小泉さんは2年ほど前から憲法審査会を傍聴するようになったようです。憲法改正に賛成する玉木さんの発言に対して護憲派の人からヤジが飛んだ際には、『静かにしてください』というようなことを小泉さんが立ち上がって叫んでいた。小泉さんは政治思想的にも、玉木さんに近い、いわゆる保守側なのだろうと思います」(同前)
政治の場でも玉木氏の援護射撃を行っていた小泉。玉木氏にとって、彼女は単なる不倫相手で済ませることのできる存在なのだろうか。玉木事務所の回答や、小泉のグラビアアイドル時代の仕事と評判、憲法審査会での2人の様子、SNSで小泉が発信していた過激な“政治的発言”の内容などについて記者が解説した動画番組の全編は 「週刊文春 電子版」 で見ることができる。
国民民主・玉木代表“ブーメラン”直撃で「セキュリティ・クリアランス」体現 速攻で認めた理由説明(2024年11月16日『よろず~ニュース』)
衆院選最終日、黒山の人だかりとなる人気だったのに…
会見では“パパ活不倫”で議員辞職した宮澤博行元衆院議員が引き合いに出された。玉木氏は、宮澤氏の不倫が取りざたされていた今年4月26日に自身のX(旧ツイッター)で「宮澤博行氏のケースは、政務三役にもセキュリティクリアランスが必要なことを示している。週刊誌で報じられた事案は、防衛副大臣就任以前の話であり、現在の仕組みではチェックから漏れていたわけだから、新たなシステムが必要だ。性的行動をチェックする国民民主党の修正案を取り入れてもらいたい。」と安全保障上の意味も含めて指摘していた。
「セキュリティ・クリアランス」とは、安全保障などに関わる機密情報にアクセスできる資格を持つ者を政府が調査・確認した上で認定する制度のこと。玉木氏は4月の宮澤氏の騒動の時点で言及しており、きっちりと“ブーメラン”が返ってきた形だ。
12日の会見では、セキュリティ・クリアランスについての質問に「ワキが甘かったことは率直に認めなければいけません」と反省。「わたし自身も、わたしたち(国民民主党)もセキュリティ・クリアランスのことを重要視してきたので、(不倫が)明らかになった以上はですね、すべて包み隠さずオープンにする」と自身のスタンスを明らかにした。
「(オープンに)しないことで、外国勢力に『こういう情報があるけどどうなんだ』と脅される要因が出てきますので」と秘密の性的関係を持つことの危険性も解説。「(不倫が)明らかになった以上はすべて明らかにする。そして、それを利用しようとする対象者の利用価値を減じていくというのもまたセットとしてのセキュリティ対策だと思ってます」と速攻で不倫を認めて会見した理由も説明した。
宮澤氏は不倫が発覚した時に「記憶にございます」という“迷言”で世間をあきれさせていた。しかし、セキュリティ・クリアランスの観点からは、“不倫をネタに脅す”要素を消す行動だったとも言える。
(よろず~ニュース編集部)
写真週刊誌「FLASH」電子版で元グラビアアイドルの小泉みゆき(39)との不倫が報じられた、国民民主党の玉木雄一郎代表(55)。玉木氏は交際開始の時期について「覚えていない」としたが、小泉が2年程前から、ある“ライフワーク”を通じて玉木氏との交流を深めていたことが「週刊文春」の取材で分かった。
憲法審査会を傍聴していた
永田町関係者が明かす。
「小泉さんは2年程前から、国会開会中の毎週木曜日に開催される衆議院の憲法審査会を傍聴していました。年配の参加者が多いこともあり、若い女性は目につきやすい。加えて、比較的露出度の高い服装に厚底の靴という出で立ちだったため、ひと際目立つ存在でした。玉木氏の発言が終わると、一人で盛大に拍手をしていました」
最初は熱心に議論に耳を傾けているだけだったという小泉。だが、今年に入ってから、その行動がエスカレート。国民民主党は憲法改正に賛成の立場だが、それに反対する護憲派の傍聴者らに対して、ある行動をとるようになったという。傍聴に参加していた人物が振り返る。
「玉木氏の発言に対して傍聴席からヤジが飛ぶと、小泉さんが立ちあがってその人物を指さし……」
まるで“女王様”のような高圧的な振る舞いをしていたという小泉。現在は削除されているSNSでもたびたび、保守的な思想を見せていたという。
玉木事務所の回答は…
事実関係を尋ねるために小泉のグッズを販売していたオンラインショップの窓口に問い合わせたが、反応はなし。小泉が観光大使を務めていた高松市観光交流課に聞くと、「本人にもマネージャーにも連絡がつかない」と困惑した様子で語るのみだった。
玉木事務所は書面で次のように回答した。
「小泉みゆき氏との関係については、お相手にも関わることでもあり回答は控えさせていただきます」
現在配信中の「週刊文春 電子版」では、小泉が憲法審査会で行っていた“まるで女王様”な高圧的言動の詳細や玉木氏との密かな交流、SNSで発信していた保守的発言の中身や、玉木氏のスキャンダルについて石破首相が周囲に漏らした言葉などを詳報している。