枝が折れた
イチョウは、並木のうち東側2列の車道側に植えられており、伐採作業が行われている所とは離れている。6日午前、
明治神宮の連絡を受け、都が状況を確認した。
都公園緑地部計画課の担当者は「折れた木は生育状況は良く、枯れたとは考えていない。ただ人為的なものなのかどうかはっきりしない」と話した。再開発の事業者代表である
三井不動産の担当者は取材に「工事中の車両がこの木にぶつかったなどの報告は受けていない」と答えた。
再開発計画では高さ3メートル以上の樹木619本を伐採、242本を移植し、3棟の高層ビルや新球場、新
ラグビー場を整備する。
聖徳記念絵画館に続く4列の
イチョウ並木は「
保全する」としている。樹木の伐採は10月28日に始まった。(原田遼、森本智之)