「音楽彩」に出演した左から小林幸子、早見優、松本伊代、森口博子
2005年11月6日に歌手、本田美奈子.さん(享年38)が急性骨髄性白血病で死去してから19年を迎え、追悼音楽イベント「2024 LIVE FOR LIFE 音楽彩」の取材会が3日、東京・日本橋三井ホールで行われた。
同年代の早見優(58)、松本伊代(59)をはじめ、歌手の小林幸子(70)ら16組のアーティストが出演。イベント前に取材に応じた松本は「音楽彩も今年で17回目。美奈子ちゃんのメッセージを届けられたら」と気合十分。早見は「美奈子ちゃんが残してくれた音楽彩。今年は初登場のアーティストさんが多くて、次世代の方につなげていけるのはすばらしいこと」と力を込めた。
初出演となる小林は「もちろん美奈子ちゃんのことはよく知っておりますし、会うと愛くるしい子で『幸子さん~!』ってね。いつもそこにいるような気がします。仲良しのみんながここに来てくださって、美奈子ちゃんも幸せですよね。きょうは美奈子ちゃんが大好きだった『愛の讃歌』を歌わせていただきます」と思いをはせた。
本田さんと同期デビューの森口博子(56)は「同期は美奈子ちゃんっていえるのがずっと誇らしくて。改めてすごいアーティストだったなと思います」とキッパリ。
小林に自らオファーをかけたという。「幸子さんは愛情深くていろんな人に歌で愛を届けてらっしゃる大先輩。もう幸子さんしかいないということでお願いして」と経緯を明かすと、小林は「娘みたいにかわいがっている森口博子から連絡がきてね、断る理由がない。本当に素晴らしいことに参加できて幸せ」と巡り合わせを喜んだ。