《2024 兵庫県知事選》自民・神戸市議団、清水貴之氏推薦「選択肢示せぬ中、最善の候補者」(2024年11月3日『ラジトピ ラジオ関西トピックス』)

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清水貴之氏と自民党神戸市議団は政策項目について合意した政策協定書に署名、締結〈2024年11月2日午前 神戸市中央区
 前知事の失職に伴う兵庫県知事選挙(11月17日・投開票)をめぐり、独自候補を擁立できなかった自民党兵庫県連は10月31日に開いた選挙対策委員会で「自主投票」とすることを決めた。
 前知事への不信任決議を主導した自民兵庫県議団が、前知事の再選を回避しようとしたが、明石市姫路市加古川市など一部の自民市議が、「特定候補の支援を禁止することは、民主主義の理念に反する」となどと反発した。
 こうした中、自民党神戸市議団は2日、日本維新の会を離党し、無所属で知事選に出馬した元参議院議員清水貴之氏(50)の推薦を決めた。
  市議団は、清水氏の訴えている施策や思想について「(市議団と)さほど変わらない」とし、22の政策項目について合意した政策協定書に署名し、推薦書を手渡した。
  清水氏は、「現在の兵庫県政の混乱を収め、停滞を解消するには、政党間の対立を超えて正さなければならない」と述べた。
  さらに「神戸市、特に市議会第一会派の自民党との連携は重要。自分がやりたいことや、方向性は一致している」と話した。
 一方、自民党神戸市議団は清水氏について、「維新との距離感は懸念材料であり、国政での政治的スタンスも異なるが、清水氏の政策についてほぼ全ての項目で考え方が変わらないことを確認している」と評価している。
 そして、「現在、知事不在の兵庫県で、自民党として支持者に選択肢を示せない中、今の(告示後の)状況で、最良・最善の候補者」と位置づけた。
 清水氏は日本維新の会に所属していたが、告示直前に離党し、知事選の告示日・10月31日に参議院議員を自動失職した。
 党派を問わず幅広い支持を呼びかけており、すでに維新が支援する方針を固めている。
  兵庫県知事選にはいずれも無所属で、
●前参議院議員清水貴之氏(50)
●前兵庫県尼崎市長・稲村和美氏(52)
●前知事・斎藤元彦氏(47)
共産党が推薦する医師・大沢芳清氏(61)
●レコード会社経営・福本繁幸氏(58) ●政治団体NHKから国民を守る党」党首・立花孝志氏(57)
●ニュース分析会社社長・木島洋嗣氏(49)の7人が立候補している。