大谷翔平選手の50号本塁打のボール、競売1週間で入札額は史上2位 訴訟に懸念も(2024年10月5日『共同通信』)

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米大リーグ、マーリンズ戦の7回、50号2ランを放つドジャース大谷翔平。メジャー史上初の「50本塁打、50盗塁」に到達した=9月19日、マイアミ(共同)
米大リーグ、ドジャース大谷翔平選手が史上初の「50本塁打、50盗塁」を達成した際の本塁打のボールが競売にかけられてから4日で1週間が経過した。入札額は既に本塁打のボールとして史上2位となっている。一方、ボールの所有権を巡る訴訟が相次いだことが影響したのか、入札が停滞した時期もあった。
4日時点で入札額は売買手数料込みで183万ドル(約2億7200万円)。インターネット通販の日本人経営者がX(旧ツイッター)で入札したと明らかにしている。期間は22日まで。
本塁打のボールの落札額では、マーク・マグワイア選手が1998年に打った70号の300万5千ドルが過去最高。2位はアーロン・ジャッジ選手が2022年にア・リーグ記録を更新した62号で150万ドルだったが、現時点で大谷選手の50号の入札額が上回った。
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アーロン・ジャッジ
競売は9月27日に始まり、開始から9時間以内に100万ドルを突破。ただ、入札がない日も続き、今月3日になって150万ドルを超えた。(共同)