4日午前に開かれた県選出の国会議員の会合で、「最後まで候補者を探すべきだ」などと、擁立断念に反対する意見が出たという。同日午後の県議団の会合で、方針転換して候補者選定を続けることを確認した。
県議団は候補者の検討会を設置して協議を重ねてきたがまとまらず、3日に独自候補の擁立断念を決めたばかりだった。これまでは県議団内で議論してきたが、今後は国会議員らも所属する県連とやりとりするという。
県議団の北野実幹事長は記者団に「もう一度、党として(候補者を)しっかり探さないといけない」と述べた。