泉房穂氏
関係者によると稲村氏を支援する政治団体も設立され、10月上旬に本人が出馬表明する見通し。
稲村氏は神戸大大学院を修了後、証券会社勤務を経て2003年の県議選で初当選。10年に当時全国最年少の女性市長として38歳で尼崎市長に初当選した。市長を3期務め、市職員の給与削減などを進めて財政再建に取り組んだ。
泉氏は、「稲村和美さんについて、『兵庫県議会議員を経て、2010年から尼崎市長を3期にわたって務め、2022年に退任』と紹介されているが、私とは、同じ中核市の市長として、11年半、ご一緒してきた関係。県議時代も、市長時代も、無所属市民派としてやってこられた方でもある」と“補足”。
そして、続く投稿で「兵庫県知事選に関して、各政党にお願いしたい。総選挙が近いこともあり、”独自候補”を擁立し、衆院選と知事選を連動させたいとの事情は察するが、“党利党略”を優先する判断はお控えいただきたい。兵庫県知事は、“兵庫県民みんな”の知事であり、“政党“のための知事ではない」と自身の考えをつづった。
失職した斎藤知事が朝から街頭活動 説明や公約訴え行わず「おはようございます」挨拶繰り返す 知事選には尼崎前市長らも出馬意向(2024年9月30日『読売テレビ』)
駅前で街頭活動する斎藤氏(JR須磨駅前 午前7時すぎ)
30日午前0時に失職し、次期知事選に出馬の意向を示している兵庫県の斎藤元彦知事は、失職直後の30日朝、地元の駅前で街頭活動を行いました。
神戸市須磨区のJR須磨駅前では、スーツ姿の斎藤氏が午前7時ごろから街頭に立ちました。斎藤氏は一連の疑惑に対する説明や公約などを訴えるのではなく、通勤・通学する駅の利用者らに「おはようございます」と頭を下げての挨拶を繰り返しました。
頭を下げて挨拶を繰り返す斎藤氏
次の兵庫県知事選には、医師で無所属の大沢芳清氏が「共産」の推薦をうけ出馬する予定のほか、県議会で最大会派の「自民」と第二会派の「維新」もそれぞれ独自候補を模索しています。
また、前尼崎市長の稲村和美氏が知事選に立候補する意向を固めたことが関係者への取材で分かりました。稲村氏は、兵庫県議会議員を経て尼崎市長を3期務めました。関係者によりますと、稲村氏を支援する市民らによる政治団体が立ち上がり、立候補の要請をしたということです。
知事選は11月10日か17日を軸に調整中で、9月30日の選挙管理委員会の会合で日程が決まる見通しです。