「袴田事件」の無罪うけ再審制度改正を求める市民集会 鹿児島県の大崎事件の第4次再審請求は最高裁が今後判断(2024年9月28日『MBC南日本放送』)

キャプチャ
 
キャプチャ2
 
キャプチャ3
 
キャプチャ4
いわゆる「袴田事件」で死刑が確定していた袴田巖さんのやり直しの裁判=再審では26日、無罪が言い渡されました。28日は再審制度の改正を求める市民集会が開かれました。
袴田事件は1966年に静岡県で一家4人が殺害されたものです。死刑が確定していた袴田巖さん(88)に対し静岡地裁は26日、再審で無罪を言い渡しました。
全国をオンラインで繋いで開かれた市民集会は、袴田さんが無実を訴えてから58年かかったこと受け、審理が長期化する今の再審制度を改正しようと開かれました。
28日は全国のえん罪被害者らが再審制度の不備を指摘し、改正を訴えました。
45年前に起きた大崎事件では、殺人罪などで服役した原口アヤ子さん(97)が無実を訴え4回目の再審請求中で、今後、最高裁が判断し決定を出します。
(大崎事件弁護団 森雅美団長)「(袴田事件は)思い切った正当な判断をして、大崎事件でもそういう方向に向けてがんばっていきたいという意欲を新たにした。後押ししていただいた」