《ネット上でのバッシングによって、辛い思いをしている人が多くいるのではないかと案じています。私たち家族がこうした状況に直面したときには、心穏やかに過ごすことが難しく、思い悩むことがあります》
また紀子さまも皇嗣妃になられてからはお誕生日文書で、《天皇皇后両陛下をお支えしながら》《朝見の儀では天皇皇后両陛下からあたたかいお言葉を宮様とご一緒に賜りました》など、天皇陛下と雅子さまについてふれられていたのです。
一部報道によれば、紀子さまはエゴサーチをされており、天皇家の評判についても積極的に検索されているそうです。国民の“愛子天皇待望論”も強まるばかりで、紀子さまは天皇ご一家に複雑な思いを抱かれるようになったのでしょうか……」(宮内庁関係者)
文書には《長男が誕生したとき、お印(身の回りの品につける徽章)にちなんで親しい人たちからお祝いに贈られた高野槇が、ずいぶんと大きく成長しました。》という記述もあり、悠仁さまのご成長ぶりを喜ぶ母としての感慨も強く伝わってきます。
そのいっぽうで『高野槇の写真をあえて2点も掲載されたことにも意味があるのではないか』と、指摘する職員もいるのです。
高野槇の花言葉は“奥ゆかしさ”です。悠仁さまについては、『ご公務の際の表情に乏しい』『積極さが感じられない』といった印象を受けている国民もいるようです。しかし紀子さまは、“息子の奥ゆかしさは美点であり、それを理解してほしい”という思いを込められたのではないでしょうか」(前出・宮内庁関係者)
花言葉にメッセージを込めた元皇族といえば眞子さんを思い出す人も多いだろう。21年3月には眞子さんの次のような和歌が発表された。
《烏瓜その実は冴ゆる朱の色に染まりてゆけり深まる秋に》
烏瓜(からすうり)には“よき便り”という花言葉がある。その烏瓜が秋の色に染まる……。つまり、秋によい便りが来るようにと願われた歌なのではないかと、当時ささやかれたのだ。実際に眞子さんと小室圭さんの結婚が正式に発表されたのは、それから半年後の10月だった。