ご公務での活躍が期待されている愛子
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【写真あり】3月に両陛下が訪問された珠洲市では、飯田港の被災状況を視察された後、黙礼された
こう話すのは皇室担当記者。
「両陛下は3月に輪島市と珠洲市、4月に穴水町と能登町を訪問され、被災者を見舞われ、警察や消防、医療従事者を労われています。いずれも公務の合間を縫われての日帰りの強行軍で、分刻みで被災地を巡られていました。
両陛下は、困窮する被災者に寄り添い、復興に向けて奮闘する能登の人々を励まされようと、いまだ足を運ばれていない地域をご訪問先の候補として、3度目となるご慰問を検討されてきたのです。
そんななか、愛子さまが両陛下の思いを苦しむ被災者に届けられるために、ひそかに動き始められていたのだ。
■ご慰問の実現で被災地を勇気づける
前出の宮内庁関係者は続ける。
両陛下の実質的な“名代”として、能登を慰問されれば、その影響は絶大なものだろう。
両陛下は6月の英国ご訪問でも、チャールズ国王に輪島塗の漆器を贈られています。被災者が復興のために?進する姿を、国際社会にも知ってもらいたいという両陛下のお気持ちは、愛子さまもしっかりと共有されていることがうかがえます」(前出・宮内庁関係者)
日本赤十字社の嘱託職員として、青少年・ボランティア課で、全国で活動するボランティアをさまざまな形で支援されている愛子さま。日ごろのお仕事ぶりに込められた熱意は、被災地で活動する“同志”にも伝わっていた。能登半島でボランティア活動に参加する女性はこう話す。
「倒壊した家屋の片づけや、避難所からの仮設住宅への引っ越し作業の手伝いなど、発生から8カ月以上たちますが、ボランティアの手が必要な場所は少なくありません。そんな状況を前にすると、まだまだ復興の道半ばであることを思い知らされるようです。
被災地では、両陛下がもう一度お越しになると期待されてきましたが、愛子さまもいらっしゃるのなら、とてもうれしい気持ちになります。日赤で頑張っている愛子さまに被災地に足を運んでいただくことは、若い人への影響も大きいでしょう。ぜひお越しいただければと思います」
「女性自身」2024年10月1日・10月8日合併号