8月25日、国際昆虫学会議へ出席された紀子さま
水色のドレスと帽子姿で、紀子さまが車の窓を開けて報道陣に会釈されている。9月11日、58歳の誕生日を迎えられ、天皇陛下と雅子さまに挨拶されるため、皇居へと入っていった。しかし、いつもと打って変わって、やや憂いを帯びたほほ笑みに見えた――。
皇室担当記者はこう語る。
「この5日前に18歳を迎えられた悠仁さまのご進学先を巡って、国民からの反発の声が強いことに、紀子さまもお心を痛めていらっしゃるからなのでしょう。お誕生日に際して寄せられた宮内記者会の質問に対する文書でのご回答では、かなりの字数を使って、悠仁さまがトンボをはじめとする生き物に関心を広げていったことを振り返っていたのです。
この内容に、“トンボなどの研究は推薦入試を突破するための実績作りなどではない”ということを、ことさらに強調する“釈明”のように読めたという声も、宮内庁内から上がっていました」
さらに、回答文そのものにも異例ぶりが表れた部分があると、宮内庁関係者は指摘する。
悠仁さまを育てられた紀子さまの母親としての感慨を、高野槇の成長に託しているかのような構成になっているとも読めます。紀子さまは母親として、“世間からの批判を和らげたい”という思いで、悠仁さまのこれまでの歩みを振り返る文書をつづられたのでしょうが……」
「ネット上でのバッシングについての質問に対する回答も、秋篠宮家が理由もなく一方的に批判を受けているという意識が強く表れているように感じます。一連の報道や批判は、根拠がないものばかりではありません。
これまでのなさりようなどを指摘する意見もあり、そうした声に対する心配りが、紀子さまのご回答の記述には薄かったという印象を持ちました。多くの国民と認識が乖離したままでは、さらにネット上でのバッシングという問題を深刻なものにしてしまいかねないでしょう」