悠仁さま
9月6日に18歳のお誕生日を迎えられた悠仁さま。晴れて成年皇族の仲間入りを果たし、「幼稚園や小学校、中学校に通っていた日々がついこの間のことのように感じていますが、もう成年なのかと思うと、時が経つのは早いと実感しています」とコメントされた。
「悠仁さまも屋台で作業を……」
なにより今は、青春の真っただ中。悠仁さまの誕生日の翌日と翌々日、7、8日は、筑波大附属高校の文化祭だった。
参加した父兄が言う。
模擬店にはピザのほか、焼き鳥あり、チュロスあり……。悠仁さまもチュロスとドリンクを手にご学友たちと談笑されていたが、その会話からは敬語は聞こえてこないという。同級生としての付き合いはあくまでもフラットで、それはクラスごとに作ったオリジナルTシャツからも見て取れる。
「それぞれ背中に自分のニックネームを入れたりするのですが、悠仁さまはAnisoptera(トンボ目不均翅亜目の学名)に、1310の背番号をあしらわれていました。ヒサヒトと読むのでしょうね」(同)
ダボダボのTシャツ姿そのものはこの年代の男性では当たり前なのだが、皇族のファッションとしては結構珍しいものかもしれない。
ラフな姿で現れた“ご両親”
もっとも、皇族だからといって、その振る舞いに特別なところはない。ダンス部のステージの際には、みんなと一緒に手を振られていたそうで、このあたりは本当に普通の高校生。
「初日の午前中に秋篠宮ご夫妻もいらっしゃいましたが、お二人とも案内役もつけずにラフな格好で教室の展示をご覧になっていました。ただ校内にはイヤホンを付けた私服警官があちこちにいて、ご夫妻が通られたあとにスマホをいじっている父兄を誰何(すいか)していました」(別の父兄)
秋晴れというには少々暑過ぎた2日間のお祭りが終わると、高校3年生はいよいよ受験シーズンだ。これを思い出に、悠仁さまは次なるステージへと進まれる。
「週刊新潮」2024年9月19日号 掲載