兵庫出身・沢松奈生子氏「頭のいい方」「県民のために考えていただきたい」続投意欲の斎藤県知事に(2024年9月10日『日刊スポーツ』)

 元プロテニス選手の沢松奈生子氏(51)が10日、MBSテレビの情報番組「よんチャンTV」(月~金曜午後3時40分=関西ローカル)に出演。疑惑告発文書問題で批判が高まる斎藤元彦兵庫県知事についてコメントした。

兵庫県の斎藤元彦知事(左)の手作りの「オスカー像」を受け取る江口のりこ(中央)、中条あゆみ(撮影・松浦隆司)

 兵庫県出身の沢松氏は「いまは兵庫県民ではないが、一番愛着のある県ですし、兵庫県に育ててもらったと思っている。そう考えれば考えるほど、悲しい事態です」と沈痛な表情を浮かべた。

 スポーツによる地域振興施策について考える兵庫県の検討委員会などで、兵庫県ゆかりのトップアスリートとして、斎藤氏と何度か会談する機会があった沢松氏は「非常に頭のいい方だと思う」と印象を語り、「頭のいい方が考えて、これだけ県政を停滞させている。県民のためにいま、自分が何ができるかということを、一番考えていただきたい」と話した。