当選1回の吉田晴美氏が立憲民主党代表選への立候補に意欲、世代交代アピールの狙い…事前説明会には7陣営参加(2024年8月27日『読売新聞』)

 立憲民主党の代表選(9月7日告示、23日投開票)に向け、当選1回の吉田晴美衆院議員(52)が26日、立候補を目指す考えを表明した。代表選への意欲を表明したのは女性としては初めて。同日の立候補予定者の事前説明会には7陣営が出席し、立候補に必要な20人の推薦人集めを本格化させた。
キャプチャ2
 
 吉田氏は同日、国会内で記者団に「永田町に染まっていない1期生の視点、女性の視点で論戦を喚起していきたい」と強調した。
キャプチャ
(写真:読売新聞)
 吉田氏は、証券会社社員、法相秘書官などを経て2021年衆院選で東京8区から出馬し、自民党石原伸晃・元幹事長を破って初当選した。若手議員らが支援しており、世代交代をアピールする狙いがある。
 党本部で開かれた事前説明会には、すでに出馬を表明している枝野幸男・前代表(60)のほか、近く出馬表明する野田佳彦・元首相(67)、出馬意向を固めている泉健太代表(50)、吉田氏らの陣営が出席した。
 代表選の構図はいまだ固まっておらず、告示日までに候補者の一本化に向けたグループ間の動きも進む見通しだ。泉氏はこの日、自身の再選を支持する地方議員有志から出馬を要請する106人分の署名を受け取り、国会内で記者団に「意欲を持って、準備を進めていきたい」と語った。

キャプチャ
吉田はるみ / Harumi Yoshida
1972年元旦、紅花の里、サクランボの産地として有名な山形県河北町の八百屋の長女として生まれる
立教大学文学部卒業。英国立バーミンガム大学大学院にて経営学修士号(MBA)取得
投資・証券会社の会社員として、東京・シンガポール・ロンドンで働き、中小企業の発展に注力
小川敏夫法務大臣の大臣秘書官を務める
民主党(当時)の国会議員候補者公募に応募し政治の世界に。地盤、看板、カバン(お金)、しがらみなし
2017年の衆議院議員選挙に結党直後の立憲民主党から立候補。76,283票を頂戴するも、惜敗。苦難を乗り越え立ち上がる「おしん」の精神で走り続けています!
親として娘の発達障がいにどう向き合ったらよいのか悩みながら子育てをする
早稲田大学エクステンションセンター、法政大学兼任講師、青山学院大学非常勤講師、目白大学准教授、神田外語大学特任教授を歴任。専門は、経済・経営。
2021年10月、第49回衆議院議員選挙(東京都第8区)で初当選を果たす