高校野球 京都国際が初優勝 関東第一との延長戦制す(2024年8月23日『NHKニュース』)

夏の全国高校野球は23日、決勝が行われ、京都国際高校が初優勝を果たしました。京都国際は、関東第一高校に延長タイブレークの10回、2対1で勝ちました。京都国際は春夏通じて初めての優勝です。

記事後半では、詳しい試合経過をお伝えしています。

NHKEテレで中継しています。

              
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 H E
京都国際 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2 2 9 2
関東第一 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1 4 0

《京都国際 監督・選手談話》

小牧憲継 監督「本当にすごい子どもたちだ」

小牧憲継監督は接戦を制した選手たちについて「甲子園の舞台に育ててもらってたくましくなった。本当にすごい子どもたちだとひたすら感心した」とねぎらいました。1点差に迫られた延長10回ウラについては「開き直るしかなかった。精神力、気持ちの部分だけは絶対に負けたらいけないと言い続けてきた。足が震えるような場面だったが全員で強い気持ちを持ってくれた結果だと思う」と振り返りました。
そのうえで「打てるチームではなく、とにかく守って耐えて粘ってのチームなので、1球に対する意識、質にこだわってやってきた。1日でも長く一緒に野球をやりたいと選手たちに伝えていたが、まさかここまでこられるとは思わなかった。こんなおじさんに素晴らしい夏休みをもらえて、ありがとうのひと言だ」と話していました。

藤本陽毅 主将「自分たちらしい野球ができた」

キャプテンの藤本陽毅選手は試合後のインタビューで「うれしい気持ちはもちろんですが、ここに立っているのが夢みたいで、ことばが出てこないです。優勝した瞬間には、これまでのつらいことがよみがえってきましたが、優勝して全部、報われました。束になって戦うという自分たちらしい野球ができたので本当によかったです。この優勝は自分たちだけで取ったものではなく、応援してくれた人たちのサポートのおかげなので、感謝したいです」と話していました。

エース中崎琉生 投手「100点のピッチング」

9回無失点と好投したエースの中崎琉生投手は「準決勝でふがいないピッチングをしてしまいましたが、チームのみんなが助けてくれて決勝のマウンドに上がれました。恩返しの気持ちでマウンドに立とうと思っていました。低く丁寧に集められたので、100点のピッチングでした」と話していました。

==試合経過==

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【延長10回ウラ】関東第一 1点返すも届かず 京都国際が初優勝

京都国際は好投のエース中崎投手に代わり、2人目の西村投手がマウンドに上がりました。関東第一はタイブレークの一塁二塁から、送りバント。これを相手がエラーしノーアウト満塁としました。そしてショートゴロで1点差とし、このあと再び満塁となりましたが追加点は奪えず、2対1でリードを守った京都国際が初優勝を果たしました。

▽8.市川 送りバント・ピッチャーのエラー ノーアウト満塁
▽9.代打 堀江 ショートゴロでランナー生還 1アウト一塁三塁
(関東第一 1-2 京都国際)
▽1.飛田 フォアボール 1アウト満塁
▽2.成井 ファーストゴロ 2アウト満塁
▽3.坂本 空振り三振
(試合終了)

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【延長10回表】京都国際が2点を先制

京都国際の攻撃はタイブレークでノーアウト一塁二塁から始まりました。先頭バッター、代打・西村選手のヒットで満塁とすると、続くバッターがフォアボールを選び、押し出しで京都国際が先制しました。さらに3人目として登板した大後投手から犠牲フライで1点を追加し、2対0とリードしました。

▽9.代打・西村 レフト前ヒット ノーアウト満塁
▽1.金本 フォアボール 押し出しで先制 ノーアウト満塁
(関東第一0-1京都国際)
▽2.三谷 ライトフライ タッチアップから三塁ランナーがかえり追加点
 1アウト一塁二塁
(関東第一0-2京都国際)
▽3.澤田 センター前ヒット 1アウト満塁
▽4.藤本 セカンドゴロ ホームで1人アウト 2アウト満塁
▽5.長谷川 センターフライ

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決着は延長タイブレークに 決勝で春夏通じ初

関東第一と京都国際の決勝は、9回まで両チーム無得点で、延長10回からノーアウト一塁・二塁で攻撃を始めるタイブレークに入りました。

夏の甲子園で決勝が延長に入るのは、2006年に西東京早稲田実業と北海道の駒大苫小牧高校の試合以来18年ぶりで、このときは延長15回、引き分け再試合となりました。
2018年にタイブレークが導入されてから、決勝で行われるのは春夏通じて初めてです。

 

【9回ウラ】関東第一 満塁のチャンス生かせず 延長へ

関東第一は先頭の2番・成井選手がデッドボールで出塁し、送りバントで1アウト二塁のチャンスを作りました。このあと相手のエラーなどで2アウト満塁としましたが、7番・熊谷選手がライトフライでサヨナラ勝ちのチャンスを生かせませんでした。試合はタイブレーク方式の延長に入りました。

▽2.成井 デッドボール
▽3.坂本 送りバント 1アウト二塁
▽4.高橋 センターフライ 2アウト二塁
▽5.越後 申告敬遠 2アウト一塁二塁
▽6.小島 ショートゴロエラー 2アウト満塁
▽7.熊谷 ライトフライ

【9回表】京都国際 三塁まで進むも均衡破れず

京都国際は先頭バッターが三塁まで進みましたが、得点はできませんでした。京都国際はここまで3回、三塁にまでランナーを進めたもののホームにかえせていません。

▽4.藤本 センター前ヒット
▽5.長谷川 送りバント成功 1アウト二塁
▽6.代打・服部 ファーストへのファールフライ→ランナーはタッチアップで三塁へ 1アウト三塁
▽7.奥井 デッドボール 2アウト一塁三塁
▽8.清水 サードゴロ

 

【8回ウラ】関東第一 この回も得点圏に進むも無得点

関東第一は8番・市川選手がライト前ヒットで出塁し、送りバントで二塁まで進みました。しかし1番・飛田選手がサードライナーで得点はなりませんでした。

▽7.熊谷 ショートゴロ
▽8.市川 ライト前ヒット
▽9.坂井 送りバント 2アウト二塁
▽1.飛田 サードライナー

【8回表】京都国際 この回も三者凡退

京都国際は7回に続いて相手の坂井投手に抑えられ、3人で攻撃を終えました。

▽1.金本 ファーストライナー
▽2.三谷 ライトフライ
▽3.澤田 空振り三振

【7回ウラ】関東第一 この回も得点圏に進むも先制ならず

7回ウラ、関東第一は4番・高橋選手がフォアボールで出塁し、その後、二塁まで進みましたが、チャンスを生かせず得点を奪えませんでした。

▽3.坂本 ファーストゴロ
▽4.高橋 フォアボール
▽5.越後 ファーストゴロ 2アウト二塁
▽6.小島 セカンドゴロ

【7回表】京都国際 3人で攻撃終了

7回表、京都国際はこの回からマウンドに上がった相手のエース、坂井投手に打ち取られ3人で攻撃を終えました。この回から関東第一は2人目の坂井が登板しています。

▽7.奥井 ファーストゴロ
▽8.清水 セカンドゴロ
▽9.中崎 センターフライ

【6回ウラ】関東第一 得点圏へ進むも無得点

関東第一は1番・飛田選手が内野安打で出塁し、盗塁で二塁まで進みましたが、続く2番・成井選手が打ち取られて無得点でした。

▽8.市川 見逃し三振
▽9.代打 滝川 見逃し三振
▽1.飛田 サードへの内野安打
▽2.成井 初球に盗塁でランナー二塁→ピッチャーゴロ

【6回表】京都国際 二塁三塁の好機も得点ならず

京都国際は二塁三塁のチャンスをつくりましたが得点にはつなげられませんでした。

▽2.三谷 ショートへの内野安打
▽3.澤田 送りバントが内野安打に ノーアウト一塁二塁
▽4.藤本 送りバント成功 1アウト二塁三塁
▽5.長谷川 センターフライ 2アウト二塁三塁
▽6.高岸 空振り三振

〈豆知識〉クーリングタイム

▽暑さ対策として去年から導入
▽5回ウラ終了後 10分間
▽ベンチ裏のエアコン効いたスペースで体を冷却

【5回ウラ】関東第一 この試合2本目の安打も無得点

5回ウラ、関東第一は7番・熊谷選手が内野安打を打ち、ボールがそれた間に二塁をねらいましたがアウトとなって3人で攻撃を終えました。
5回終了でクーリングタイムに入っています。

▽5.越後 センターフライ
▽6.小島 見逃し三振
▽7.熊谷 セカンドへの内野安打→二塁ねらうもタッチアウト

【5回表】京都国際 初の長打で三塁まで進むも先制ならず

京都国際は両チーム通じて初の長打となるツーベースヒットをきっかけにランナーを三塁まで進めましたが先制はできませんでした。

▽6.高岸 レフトフライ
▽7.奥井 左中間へのツーベースヒット 1アウト二塁
▽8.清水 レフトフライ 2アウト二塁
▽9.中崎 ショートへの内野安打 2アウト一塁三塁
▽1.金本 ショートゴロ

【4回ウラ】関東第一 チーム初安打も後が続かず 

京都国際 中崎琉生投手

関東第一は2番・成井選手がチーム初ヒットで出塁しましたが、中軸にヒットが出ず、無得点でした。

▽1.飛田 セカンドゴロ
▽2.成井 ショートへの内野安打
▽3.坂本 レフトライナー
▽4.高橋 空振り三振

【4回表】京都国際 四球のランナー出すも無得点

京都国際はフォアボールでランナーを出しましたが、けん制球でアウトにされ、3人で攻撃を終えました。

▽3.澤田 ショートゴロ
▽4.藤本 フォアボール
▽5.長谷川 キャッチャーからのけん制球で一塁ランナーがアウトに。
      サードへのファールフライ

◇関東第一もアルプス席に約2800人

東東京の関東第一のアルプス席には、生徒や保護者などおよそ2800人が集まり、エールを送っています。吹奏楽部は現役部員と卒業生、およそ150人が高らかな音色を球場全体に響かせています。決勝にはチアリーダー部37人も応援に駆けつけました。大会に参加していたため準々決勝と準決勝は応援できませんでしたが、3試合ぶりに声援を送っています。

部長の近藤永麻さんは「大会前日に野球部が決勝進出を決めて、すごく元気をもらいました。大会に全力を出しきれたので、野球部のみんなが全力を出し切ってもらえるような応援をしていきたいです」と話しました。
初優勝に向けて後押ししようと野球部のOBも駆けつけています。米澤貴光監督と同学年で当時、キャプテンを務めていた井口浩伸さんは「当時から冷静なプレーが光っていたが、甲子園でも落ち着いた采配で頼もしい。持ち味の守りを中心とした野球で悔いなく楽しんでほしい」とエールを送っていました。
当時、ピッチャーだった大根原政人さんは「米澤監督は現役時代、東東京大会の決勝で最後のバッターだった。あの悔しさを大舞台で晴らし、野球人生最高の日にしてほしい」と話していました。

【3回ウラ】関東第一 ここまでランナー出せず

3回ウラ、関東第一は3人が続けて内野ゴロに打ち取られて攻撃を終えました。関東第一はここまでランナーを1人も出せていません。

▽7.熊谷 ショートゴロ
▽8.市川 サードゴロ
▽9.畠中 セカンドゴロ

◆京都国際 約2800人がアルプス席に

京都国際のアルプス席には在校生をはじめ保護者やOBなどこれまでで最も多いおよそ2800人が集まりエールを送っています。決勝が始まる1時間以上前からアルプス席に集まりはじめ、試合前に選手たちがグラウンドに登場すると歓声と拍手が沸き起こりました。

エースの中崎琉生投手が小学生の時に所属していた野球チームの監督、藤川哲人さんは「中学校と高校とたくさん努力して、今、エースとしてチームを引っ張っていると思うと感慨深い。持ち前の根性とやる気で優勝に導いてほしいと思う」と話しました。
また、小牧憲継監督の妻の姉、藤本絵里さんは「監督には幼い子どもがいますが、練習で帰りが遅いので私が一緒に妹の子育てを手伝ってチームを応援しています。自分のチームに誇りをもっていつも戦っている監督を尊敬しています。優勝を願っています」とエールを送っていました。

【3回表】京都国際 両チーム通じ初安打も無得点 

関東第一 畠中鉄心投手

京都国際は2アウトからこの試合、両チームを通じて初のヒットからの連打でチャンスを作りましたが得点にはつながりませんでした。

▽7.奥井 センターフライ
▽8.清水 ライトライナー
▽9.中崎 センター前ヒット
▽1.金本 センター前ヒット 2アウト一塁二塁
▽2.三谷 ショートゴロ

【2回ウラ】関東第一もノーヒット 

京都国際 中崎琉生投手

関東第一は、京都国際の中崎投手のテンポのいいピッチングを前に、3人で攻撃を終えました。

▽4.高橋 ライトフライ
▽5.越後 空振り三振
▽6.小島 セカンドゴロ

【2回表】京都国際 好守に阻まれノーヒット

京都国際は相手のショートの好守備に阻まれ、ヒットが出ませんでした。

▽4.藤本 ショートゴロ
▽5.長谷川 レフトフライ
▽6.高岸 ショートゴロ

【1回ウラ】関東第一も3人で攻撃終了

▽1.飛田 サードゴロ
▽2.成井 ピッチャーゴロ
▽3.坂本 ショートゴロ

【1回表】京都国際 三者凡退

関東第一 畠中鉄心投手

▽1.金本 ショートライナー
▽2.三谷 ピッチャーゴロ
▽3.澤田 見逃し三振

10:00すぎ

【試合開始】 

午前10時すぎ、夏の全国高校野球の決勝、東東京の関東第一と京都国際の試合が始まりました。先攻は京都国際、後攻は関東第一で、ともに初優勝を目指します。開場から100周年を迎えた甲子園球場での節目の大会の決勝は、先制点が勝負の行方を大きく左右することになりそうです。

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《先発メンバー》

◆先攻:京都国際(京都)

▽1(左)金本祐伍 .381 打点3
▽2(二)三谷誠弥 .381 打点0
▽3(中)澤田遥斗 .368 打点1
▽4(遊)藤本陽毅 .400 打点4
▽5(右)長谷川颯 .500 打点4
▽6(一)高岸栄太郎 .231 打点2
▽7(捕)奥井颯大 .286 打点2
▽8(三)清水詩太 .250 打点1
▽9(投)中崎琉生 .200 打点0

◇後攻:関東第一(東東京)

▽1(中)飛田優悟 .188 打点1
▽2(右)成井聡 .250 打点2
▽3(左)坂本慎太郎 .231 打点1
▽4(三)高橋徹平 .200 打点1 HR1
▽5(一)越後駿祐 .667 打点1
▽6(二)小島想生 .154 打点2
▽7(捕)熊谷俊乃介 .357 打点2
▽8(遊)市川歩 .071 打点1
▽9(投)畠中鉄心 .000 打点0

7:30ごろ

両チームが球場入り

◇関東第一 

一塁側の関東第一の選手たちは、午前7時半ごろ米澤貴光監督を先頭に甲子園球場に入りました。このうち4番でキャプテンの高橋徹平選手はしっかりと前を向き、引き締まった表情で歩いていました。

米澤貴光 監督「全力で生徒たちと楽しみたい」

米澤貴光監督は試合前「選手たちは、けさも朝食をしっかり食べていたし、いつもどおりだ。目の前の試合を全力で生徒たちと楽しみたい。前半は我慢して先制点を与えないことが理想だ。終盤に何か1つのきっかけをつかめれば」と話していました。

高橋徹平 主将「守り負けない野球をやっていきたい」

キャプテン、高橋徹平選手は試合前「緊張していますが、この緊張を楽しみたいです。ロースコアの展開を予想しているので、守り負けない野球をやっていきたいです。相手投手を打ついいイメージはできています」と話していました。

◆京都国際 

続いて三塁側の京都国際の選手たちが姿を見せ、小牧憲継監督を先頭にキャプテンの藤本陽毅選手やエースの中崎琉生投手などが落ち着いた表情で堂々とした様子で球場に入っていきました。

小牧憲継 監督「たくましく相手とぶつかってほしい」

小牧憲継監督は試合前「もともと力がなかった選手たちだったが、甲子園というすばらしい舞台で大観衆の前で試合をするたびに成長しているのを感じる。1年前の気弱な姿はもうない。たくましく相手とぶつかってほしい」と話していました。

藤本陽毅 主将「負ける気がしないという気持ち」

キャプテンの藤本陽毅選手は試合前「きのうの夜は優勝インタビューのことを考えてあまり寝られませんでした。それくらいどこの高校よりも負ける気がしないという気持ちを全員が持っています。決勝でもライト方向に低く強い打球を打つことを意識して、ふだんと変わらない野球をしたいです」と話していました。

《決勝の見どころ》

【関東第一】
最速150キロを超える力のあるストレートが持ち味の坂井遼投手と、鋭い変化球で緩急をつけたピッチングが特長の畠中鉄心投手の2人のエースが中心となって、ここまで4試合で失点は「5」です。安定した投手陣が中心となって、ここまで勝ち上がってきました。

守りも堅くセカンドの小島想生選手とショートの市川歩選手の二遊間が中心となり、ヒットになりそうな打球を何度もアウトにしてきました。さらに準決勝の鹿児島の神村学園との試合では1点リードの9回、2アウト一塁・二塁の場面で、センター前ヒットでホームをねらった二塁ランナーをセンターの飛田優悟選手が好返球でタッチアウトにして同点のピンチを切り抜け決勝進出を果たしました。

【京都国際】
エースの中崎琉生投手と2年生の西村一毅投手の2人の左腕の好投で勝利を重ねてきました。大きく曲がるスライダーが持ち味の中崎投手は、ここまで3試合で22イニングを投げ失点「5」で、防御率が2.05と安定しています。
落差のあるチェンジアップを駆使して緩急を生かす西村投手は、3試合で23イニングを投げて失点・自責点ともになく、防御率は0.00です。

打線は1番から5番までが打率3割5分以上をマークし、このうち準決勝の青森山田との試合で同点タイムリーヒットを打った5番の長谷川颯選手は打率5割と好調です。
ともに投手陣の抜群の安定感で勝ち上がってきた両チームの対戦で、先制点が初優勝の行方を大きく左右しそうです。

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《両チームの今大会成績》

◇関東第一(東東京)/4試合 

▽2回戦  :○ 7-1 北陸(福井)
▽3回戦  :○ 3-2 明徳義塾(高知)
▽準々決勝:○ 2-1 東海大相模(神奈川)
▽準決勝 :○ 2-1 神村学園(鹿児島)

▼得点(1試合平均):3.5
▼チーム打率:.258
▼ホームラン数:1
▼長打数:6
▼盗塁:2
▼犠打:12

▼失点:(1試合平均)1.25
▼チーム防御率:1.00
▼失策:3

◎個人投手成績

◇坂井遼(右)4試合 15回2/3
 ▼被安打10▼奪三振15▼与四死球2▼失点0
◇畠中鉄心(左)3試合 13回1/3
 ▼被安打13▼奪三振9▼与四死球3▼失点4
◇大後武尊(右)1試合 5回
 ▼被安打4▼奪三振0▼与四死球1▼失点1
坂本慎太郎(左)1試合 2回
 ▼被安打1▼奪三振2▼与四死球3▼失点0

◆京都国際(京都)/5試合 

▽1回戦  :○ 7-3 札幌日大高(南北海道
▽2回戦  :○ 4-0 新潟産大付(新潟)
▽3回戦  :○ 4-0 西日本短大付(福岡)
▽準々決勝:○ 4-0 智弁学園(奈良)
▽準決勝 :○ 3-2 青森山田(青森)
▼得点(1試合平均):4.4
▼チーム打率:.337
▼ホームラン数:0
▼長打数:9
▼盗塁:1
▼犠打:17

▼失点(1試合平均):1.00
▼チーム防御率:1.00
▼失策:5

◎個人投手成績

西村一毅(左)3試合 23回
 ▼被安打11▼奪三振13▼与四死球10▼失点0
◇中崎琉生(左)3試合 22回
 ▼被安打22▼奪三振28▼与四死球4▼失点5