「責任取るなら遅すぎた」三原じゅん子氏、野党以上の岸田首相批判に「がっかり」の声…早くも始まった「政権再評価」(2024年8月6日『SmartFLASH』)

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 8月14日、岸田文雄首相が表明した、9月に控える自民党総裁選への不出馬。これに対して、野党からは「政治責任」を問う批判の声があがった。
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辞職!  国会内で妖艶すぎる“大問題児”自民党女性元議員
 立憲民主党泉健太代表は「党が危機になると総理総裁を変えて、心機一転、過去を忘れてもらう」と指弾。有権者に対しても「いつまでも(そういう手法に)引っかかっていてはいけない」と意見を呈した。
 日本共産党小池晃書記局長も同様に、自民党政権運営を「政権のたらい回し」「何も変わらない」と強調した。
 日本維新会の馬場伸幸代表は「政治改革で公党間の約束をはたせず、総裁に党内をまとめきる力がなかったのは残念だ」とコメントしている。
 一方で、国民民主党玉木雄一郎代表は「自民党の裏金問題で政治に対する信頼が著しく失われた」としながらも「野党もまた変わらなければならない」と自省している。
 ただ、こうした野党代表が繰り広げる、岸田首相退陣に対する批判には、X上で《何しても批判するしか脳がない》といった疑問も見られている。
 そして、その矛先は“同僚”にも――。
 自民党三原じゅん子参院議員は、自身のXで《岸田総理が総裁選不出馬表明。今の自民党の状況や政治不信を招いたことを考えれば不出馬は当然のこと。責任を取ると言うなら遅すぎた》と投稿した。
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 前述の泉氏ですら、批判コメントを出してはいるが、X上では《まずは本当にお疲れ様でした》と、岸田首相をねぎらう姿を見せていたのに、である。
 これによって、X上ではこんな批判が猛烈に起きている。
《せめて労おうよ、ここは。なんか三原さんにもがっかりだ》
《どっちが野党か分からん笑》
 自民党ベテランの秘書は、三原氏の投稿についてこう話す。
「三原さんの投稿はたしかにひどい。しかし、彼女は菅(義偉)グループなので、菅さんを非主流派に追いやった岸田首相に対して、親分の敵討ち的な発想があったのかもしれない」
 一方で、こうした“批判への批判”がインターネット上で巻き起こるなかで、岸田首相の評価にも影響が出ている。政治担当記者はこう指摘する。
「菅前首相が退陣した後も、新型コロナへの対応、ワクチン接種の推進、携帯電話料金の値下げ、デジタル庁の発足、不妊治療の保険適用化など、短期間で多くの政策を実行したことを再評価する声が高まりました。
 そして、すでに岸田首相にも、外交政策や賃上げなどを再評価する世間の声が出てきています。次期首相が支持を失い始めれば、またこのような声が強まっていくのではないでしょうか」
《「岸田は有能だった」とか抜かすパターンだろ。もう見飽きたよ。菅さんの時もそうだった》と指摘するX投稿には、早くも5000以上の「いいね!」がついている。
 自民党が仕かけた“手法”はどう機能するのか。

三原じゅん子議員、岸田首相の総裁選不出馬『当然』投稿が炎上「不信任決議の時に賛成しろ」「内心がどうであれ労うのが筋」(2024年8月16日『中日スポーツ』)
 
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 岸田文雄首相が9月の自民党総裁選への不出馬を表明したことを受けた、同党の三原じゅん子参院議員のSNS投稿に「組織人としてどうなのか?」「がっかり」などの批判が殺到している。
 岸田首相は14日に記者会見を開き、派閥裏金事件のけじめとして不出馬を表明。これに三原議員は自身のX(旧ツイッター)に「今の自民党の状況や政治不信を招いたことを考えれば不出馬は当然のこと。責任を取ると言うなら遅すぎた」と突き放したような文面を投稿した。
 だが、三原議員は21年に岸田首相が新総裁に決まった際、Xに「新総裁をしっかりと支えて参りたいと思います」と投稿。さらに22年の参院選では、岸田首相が自身の選挙区へ応援演説に駆けつけることを3度にわたり投稿していた。
 このため三原議員の投稿は「労いもなく総理大臣に責任を押し付けて『辞めて当然』という態度、どうかと思うけど」「たとえ内心がどうであれ、こういう時は総裁を労うのが筋と思いますがねえ」「自分たちが担いだボスをこき下ろし、自責は一切なし」「政治不信招いたの岸田じゃなくてお前らだよね」「立憲民主党の泉ですらねぎらいの言葉をかけてるのに」「責任取れっていうなら不信任決議の時に賛成しろよね」など、炎上状態となっている。
代表は「党が危機になると総理総裁を変えて、心機一転、過去を忘れてもらう」と指弾。有権者に対しても「いつまでも(そういう手法に)引っかかっていてはいけない」と意見を呈した。
 日本共産党小池晃書記局長も同様に、自民党政権運営を「政権のたらい回し」「何も変わらない」と強調した。
 日本維新会の馬場伸幸代表は「政治改革で公党間の約束をはたせず、総裁に党内をまとめきる力がなかったのは残念だ」とコメントしている。
 一方で、国民民主党玉木雄一郎代表は「自民党の裏金問題で政治に対する信頼が著しく失われた」としながらも「野党もまた変わらなければならない」と自省している。
 ただ、こうした野党代表が繰り広げる、岸田首相退陣に対する批判には、X上で《何しても批判するしか脳がない》といった疑問も見られている。
 そして、その矛先は“同僚”にも――。
 自民党三原じゅん子参院議員は、自身のXで《岸田総理が総裁選不出馬表明。今の自民党の状況や政治不信を招いたことを考えれば不出馬は当然のこと。責任を取ると言うなら遅すぎた》と投稿した。
  前述の泉氏ですら、批判コメントを出してはいるが、X上では《まずは本当にお疲れ様でした》と、岸田首相をねぎらう姿を見せていたのに、である。
 これによって、X上ではこんな批判が猛烈に起きている。
《せめて労おうよ、ここは。なんか三原さんにもがっかりだ》
《どっちが野党か分からん笑》
 自民党ベテランの秘書は、三原氏の投稿についてこう話す。
「三原さんの投稿はたしかにひどい。しかし、彼女は菅(義偉)グループなので、菅さんを非主流派に追いやった岸田首相に対して、親分の敵討ち的な発想があったのかもしれない」
 一方で、こうした“批判への批判”がインターネット上で巻き起こるなかで、岸田首相の評価にも影響が出ている。政治担当記者はこう指摘する。
「菅前首相が退陣した後も、新型コロナへの対応、ワクチン接種の推進、携帯電話料金の値下げ、デジタル庁の発足、不妊治療の保険適用化など、短期間で多くの政策を実行したことを再評価する声が高まりました。
 そして、すでに岸田首相にも、外交政策や賃上げなどを再評価する世間の声が出てきています。次期首相が支持を失い始めれば、またこのような声が強まっていくのではないでしょうか」
《「岸田は有能だった」とか抜かすパターンだろ。もう見飽きたよ。菅さんの時もそうだった》と指摘するX投稿には、早くも5000以上の「いいね!」がついている。
 自民党が仕かけた“手法”はどう機能するのか。