表彰台で早田ひなが「公式スマホ」で自撮り…「やり取りかわいい」「日中交流ほほえましい」の声(2024年8月4日『読売新聞』)

 パリオリンピックの卓球女子シングルスは3日、3位決定戦が行われ、早田ひなが左腕の故障を抱えながら韓国選手に逆転勝利、東京大会で銅メダルだった伊藤美誠に続き、2大会連続のメダルを獲得した。喜びあふれる表彰台で早田が自撮りをした様子が、SNSで「かわいい」「ほほえましい」などと話題になっている。

共有フォルダにアップロード

表彰台で中国選手とともに自撮りする、卓球女子シングルス銅メダルの早田ひな(右)(3日、AP)
表彰台で中国選手とともに自撮りする、卓球女子シングルス銅メダルの早田ひな(右)(3日、AP)

 国際オリンピック委員会(IOC)の規定によると、表彰台にスマートフォンを含む私物を持ち込むことは禁じられている。ところが今大会では、IOCのオフィシャルパートナーである韓国サムスン電子の「ビクトリーセルフィー」プログラムの一環として、サムスン製のスマホを用いた自撮りができるようになった。大会スタッフから手渡されたスマホで自撮りをすると、選手用の共有フォルダに自動でアップロードされる仕組み。撮影された写真は選手やIOCなどのSNSに投稿されている。

 けがを乗り越え、悲願のメダルを手にした早田選手。表彰台の上でスマホを手にし、金メダル、銀メダルを獲得した中国選手と一緒に自撮りを行っていた。

 X(旧ツイッター)上では、「セルフィーのやり取りかわいい」「日中交流ほほえましいな」「こういう国際交流がオリンピックの良い所ですよね」といった声が相次いで投稿された。「世界最高の自撮りが(見たくて)気になる」とのコメントもあった。(デジタル編集部)

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