警察庁はきょう、不祥事が相次いだことを受けて鹿児島県警に実施していた「特別監察」を終了したと明らかにしました。
期間は6月24日からきょうまでで、警察庁の首席監察官らによる野川本部長ら幹部への聴取や、関係書類の確認のほか、県警が策定した再発防止策についての指導などをおこなったということです。
また、警察庁は今回の不祥事を受けて、全国の警察本部長に対する研修などを拡充することを決めました。 本部長に赴任する前に行われる研修では、従来より研修時間を増やし、捜査指揮などについての講義を充実させます。
赴任後も、定期的に警察庁に呼び出しを行い、警察庁の幹部が個別に面談して業務管理の状況を確認した上で必要な助言や指導を実施するということです。