激高…ずっと妻子らに暴行してきた夫は陸曹長 約20年にわたり殴り続けた45歳、朝霞駐屯地が懲戒処分に 駐屯地近くの駐車場、停車した車でも殴られた妻 自宅では子も巻き添えに(2024年7月13日『埼玉新聞』)

キャプチャ
20年にわたりDV、陸曹長を停職処分=朝霞駐屯地
 陸上自衛隊朝霞駐屯地は12日、妻子らに家庭内暴力(DV)を約20年にわたり繰り返していたとして、朝霞駐屯地内の自衛隊体育学校所属、陸曹長男性(45)を停職2カ月の懲戒処分にしたと発表した。

 

 

 同陸上総隊司令部によると、陸曹長は2021年10月24日、同駐屯地近くの駐車場に停車していた乗用車内で、妻の頭を手で数回殴る暴行を加えたほか、02年ごろから22年7月ごろまでの間、自宅で妻や子どもに対して暴行を重ねていた。
 21年当時、陸曹長が所属していた陸上総隊司令部の別の隊員の規律違反を調べていたところ、同年10月24日の事案が判明。その後の調査で長年にわたり、家族に暴行を加えていたことが分かった。陸曹長は「家庭内のトラブルなどのケースで激高してしまった」と話しているという