経団連、能登の小学生2000人に学用品プレゼント 会員企業37社から協力募る(2024年5月14日『東京新聞』)

 
 経団連は14日、能登半島地震で被災した小学生約2000人に学用品を送ると発表した。対象は輪島市珠洲市能登町穴水町志賀町の全27小学校の児童。会員企業に協力を呼びかけ、37社から集まったノートやシャープペン、クリアファイルなど15種類の学用品を袋詰めにして送る。
被災地に送る学用品を袋詰めするボランティア社員=14日、東京・千代田区大手町の経団連会館で

被災地に送る学用品を袋詰めするボランティア社員=14日、東京・千代田区大手町の経団連会館

 十倉雅和会長やボランティアの手書きの応援メッセージも添える。同日、経団連会館に約200人が集まり、袋詰めや梱包(こんぽう)作業をした。21日に被災地の小学校に配布する予定。
 経団連には個人や企業が社会貢献活動を行う「1%クラブ」があり、個人は可処分所得の、企業は経常利益のそれぞれ1%相当額以上を活動に充てている。東日本大震災熊本地震に続き、今回も「1%クラブ」が支援プロジェクトとして救援物資をパックにして送ることにした。