巨人ファンフェスタでONそろい踏みに大歓声 長嶋氏「再会に胸が弾んだ」王会長「再会を幸せに感じる」(2024年11月30日『スポニチアネックス』)
首相「若者に選ばれる地方を」 女性活躍推進法改正で充実訴え(2024年11月30日『共同通信』)
「保険証を捨てないで!」医師たちが緊急呼びかけ 保険証が使えなくなると勘違いしている人が多すぎる(2024年12月1日)
「現在、使用している保険証を捨てないで下さい!」 大阪の医師たちが緊急会見を開いた。 12月2日以降、「健康保険証の新規発行が出来なくなる」ことを、「健康保険証が使用できなくなる」と勘違いしている人は少なくなく、既に混乱が起き始めているというのだ。 大阪府守口市・北原医院の井上美佐医師に、医療現場の状況を詳しく聞いた。
■「保険証」12月から再発行不可 なくしたら二度と入手できない
【北原医院・井上美佐医師】 患者さんから「12月から保険証は使えなくなるのですか」という問い合わせが非常に多く、なかには「マイナ保険証を申請したから、保険証は捨てちゃった」という人も出てきています。 しかし12月からは、新規発行だけでなく再発行もできなくなるので、なくしたら大変です。二度と入手できません。 現行の健康保険証は、12月2日以降も使えます。 有効期限まで最長で約1年使用できますので、間違って捨てないよう気を付けて下さい。
■保険適用の確認方法は9通り 複雑すぎて混乱必至
もともと、医療機関窓口での保険資格の確認方法は「健康保険証」だけでした。 そこへマイナ保険証が登場したのですが、高齢者や要配慮者など様々な事情からマイナ保険証の使用が難しい方もおり、どんどん細分化・複雑化していきました。 現在は9通りにも及んでいます。医療現場の混乱は避けられないでしょう。 なかでも紛らわしいのが、「資格確認書」と「資格情報のお知らせ」。 「資格確認書」は、マイナ保険証を保有しない方に交付されるもので、これのみで保険資格確認が可能です。 いわば従来の保険証の代わりとなるものです。
一方、「資格情報のお知らせ」は、マイナ保険証を保有している人に送付されるもので、カードリーダーの不具合などでマイナ保険証が上手く機能しない時に使用します。 つまり、マイナ保険証の現物とあわせて使用することで、はじめて資格確認をしたことになるので、「資格情報のお知らせ」だけで医療機関の受診はできません。 現在の資格確認方法は9通りですが、今後さらに増えそうです。 今も「12月2日以降に生まれた子供はどうするのか」が検討されています。 まだ決定はしていないようですが、「顔写真なし、パスワード有りのマイナ保険証を作ったらどうか」という案が出ています。 以前は健康保険証の一種類のみでしたが、今後はどこまで増えていくのか、しばらく医療機関の窓口は混乱が続くことでしょう。
■根本的な問題が解決してない!
マイナ保険証が導入されて2年。 現在も「資格確認が出来ない」などのトラブルが数多く起きています。 先月、全国保険医団体連合会が発表した「2024年5月以降のマイナ保険証調査」によると、回答した13,000医療機関のうち、「トラブルがあった」と答えたのは70.1パーセント。 約9000件の医療機関で、直近5か月にマイナ保険証のトラブルがあったのです。
そして、その多くが「資格情報が無効と出る」、「名前や住所などの情報が『●印』で出る」など、根本的な問題が一向に改善されていません。 こうしたトラブルが発生した際も、保険証を持っていればすぐに解決できます。 従来の保険証は、保険資格確認に必要な情報がすべて記載されているからです。 従来の保険証の発行停止がすぐそこまで来ているのに、マイナ保険証のトラブルは、減るどころか一年前の前回調査より10%も増えています。 老若男女、すべての人が安心して保険診療を受けられるためにも、健康保険証の併存、存続を望みます。 (北原医院・井上美佐医師) (関西テレビ 2024年11月30日)
再審制度の問題点を指摘 元裁判官の木谷明さん86歳が死去 袴田巖さんの裁判などについて多くのメディアで発信(2024年11月30日『静岡放送(SBS)』)
袴田巖さんの裁判などについて、法律の問題点を多くのメディアを通して発信していた元裁判官の木谷明さんが亡くなりました。
再審制度の問題点を指摘 元裁判官の木谷明さん86歳が死去 袴田巖さんの裁判などについて多くのメディアで発信
木谷さんが所属する法律事務所によりますと、木谷さんは11月21日、急性心筋梗塞のため亡くなりました。86歳でした。
木谷さんは東京高裁などで裁判官を務め、30件以上の無罪判決を確定させてきました。退官後は、弁護士などとして活動しながら、冤罪問題などについて積極的にメディアで発信しました。
静岡県内では、裁判のやり直しで無罪が確定した袴田巖さんの裁判をめぐって、再審制度の問題点を指摘していました。
1963年に判事補。水戸地裁所長、東京高裁部総括判事などを歴任し2000年に退官した。法政大法科大学院教授を経て12年より弁護士。裁判官時代に30件以上の無罪判決を下し、確定させた。著書に「刑事裁判の心」「違法捜査と冤罪」など。
「無罪」を見抜く――裁判官・木谷明の生き方 単行本 – 2013/11/28
杉田水脈氏の自民公認あるか 問われる石破執行部の党内保守派へのスタンス 来年の参院選目指し活動も 騒ぎ立てる「アンチ杉田」たち(2024年11月30日『夕刊フジ』)
【ニュース裏表 有元隆志】
佐高信(評論家)/前田朗(ダーバン+20:反レイシズムはあたり前キャンペーン共同代表、平和力フォーラム)/本山央子(アジア女性資料センター代表理事/ジェンダー研究)/安田浩一(ジャーナリスト)/矢野秀喜(強制動員問題解決と過去清算のための共同行動)/与那覇恵子(名桜大学元教授、沖縄・琉球弧の声を届ける会共同代表)/渡辺美奈(アクティブ・ミュージアム「女たちの戦争と平和資料館(wam)」)…。
各氏の名前を見て、何の集まりか分かるだろうか。
慰安婦、米軍基地、科研費(科学研究費助成事業)、反原発、ジェンダーなどに取り組んできた面々だ。共通項は「杉田水脈氏は衆議院議員にふさわしくない」との署名の呼びかけ人(抜粋)であることだ。
先の衆院選(10月15日公示、同27日投開票)前の同7日に共同声明を出して、「日本の市民社会は、杉田氏を選挙に立候補させないこと、立候補しても当選させないことをめざして、声を上げていきましょう」と呼びかけた。
自民党保守派の杉田水脈前衆院議員が、慰安婦問題、科研費などに果敢に取り組んできた証左でもある。これに反応したのが当の杉田氏で自身のX(旧ツイッター)に同9日、「この方々、10年くらい前から全く変わってないのでは? 毎回、毎回、お疲れ様です」と投稿した。
ブロガーの藤原かずえ氏もXで同13日、「極左活動家と左翼新聞に言葉尻を捉えられて徹底的にイチャモンつけられてきましたが、誤解を恐れずに発言する杉田水脈議員は日本の議会に必要な存在」と強調した。
自民党の内規で「比例単独での立候補は原則2回まで」となっていることもあり、杉田氏は彼らの呼びかけとは関係なく、衆院選での立候補を見送り、来年の参院選を目指して活動を続けている。
私は今月25日、杉田氏とネット番組「ニッポンジャーナル」に出演した。地元・山口県でのお祭りで神輿を担いだ翌日で肩が痛いと言いながらも元気な様子で、兵庫県知事選などについて語った。
今のところ杉田氏は参院選比例代表の候補として公認されていない。自民党では業界団体から支援を受けた組織内候補が上位に並ぶが、22年の参院選では特定団体の支援を受けずに戦った漫画家の赤松健氏が比例代表候補の中で最多得票だったように変化も起きている。杉田氏も支援団体集めとともに、SNSを通じた発信に力を入れている。
杉田氏は政治資金パーティー券問題で役職停止6カ月の処分を受けた。ただ、同じ不記載でも公認された候補もおり、杉田氏を公認しない理由にはならない。
杉田氏が出馬すれば「アンチ杉田」たちがリベラルメディアとともに騒ぎ立てることだろう。リベラルメディアと良好な関係を築いてきた石破茂首相(総裁)がそういうことを敬遠するかもしれない。
だが、党幹部の一人は「公認しないで保守派からたたかれるよりも、自民党に投票しない人たちにたたかれる方がいい」と語る。杉田氏が公認されるかは石破執行部の党内保守派に対するスタンスを図る意味でも注目される。 (産経新聞特別記者 有元隆志)
「ミニスカ運動員」で選挙中も物議 東大医学部卒の資産家―田淵容疑者(2024年11月30日『時事通信』)
公選法違反容疑で逮捕された医師田淵正文容疑者(66)の陣営は、女性運動員が選挙期間中、丈の短いスカートなど露出度の高い服装でビラ配りに参加する様子をSNSに投稿。「レンタル彼女」「受注案件」などの言葉も添えられていたため、「選挙活動としてふさわしくない」との声が上がるなど、X(旧ツイッター)上で物議を醸した。
関係者によると、田淵容疑者は選挙期間以外も、自身の顔写真を貼り付けた街宣車で自身の選挙区内をたびたび走行。自分の名前を連呼し、「がんを克服します」などとアナウンスを繰り返していた。東京都目黒区長選にも立候補したことがある同容疑者について、同区議は「当選目的ではなく、医師としての自分を宣伝したかったのではないか」と語る。
東大医学部出身の内科医で、目黒区で消化器クリニックを経営していた。資産家として知られ、区内にビルなど複数の不動産を所有していたという。
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